大分合同新聞社員らが本紙とはひと味違う記事をお届けします。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を毎週楽しみにしている。演出があざとく感じられることがなくもないが、伏線の張り方やせりふ回しがとても巧みで面白い。しかし残念なことが起こった。中川清秀の「裏切り」である。 史実では羽柴(豊臣)側として...
大分県議会の海外視察報告会が9月18日、議会内で開かれた。視察先はフランス(8人)、スイス(7人)、ドイツ(7人)で、4月から7月までの間に計22人の議員が参加。...
8月11日、母校の大分雄城台高の同窓会がホテル日航大分オアシスタワーで開かれた。集まったのは約250人。第1期卒業生の佐藤樹一郎知事も参加した。 毎年、卒業生が持ち回りで幹事を務め、今年は同じ20回生の仲間たちが引き受けた。私はと...
空間ペインター 芳賀健太さん(42)=大分市= 「アートなんてゴミだ、ゴミだ」―。私が関係する美術団体が開いた会議で、90歳を超えた写真家が、終活を理由に自らの作品を処分するという話があった。冒頭の言葉は、そこで出た発言で、非常...
バーナード・リーチ 『日本絵日記』(講談社学術文庫) 1961(昭和36)年1月14日付けの大分合同新聞に、日本民芸館長の柳宗悦が「小鹿田ガマへの懸念」と題して顔写真付きで寄稿した。その懸念とは何なのか。寄稿文から一部引用する。 ...
彫刻家 森貴也さん(45)=竹田市= 2020年の夏、日田市天瀬町出身の友人から1本の電話を受けました。「洪水災害で流された新天瀬橋が、ただスクラップとなり処分されるのは忍びない。作品にして橋を成仏させてほしい」という相談でした...
紫雲国語塾代表・日本文理大付属高校国語科講師 小林吉樹さん(62)=大分市= 今年の4月から、大分市から佐伯市へ週2回、通勤するようになりました。往路は東九州自動車道で。復路は国道10号線を通って。その車窓から見る緑の豊かさに...
なんとなく、身体の調子が悪い。でも、休もうとまでは思わない。 働きざかりに差しかかると、不調はある日、前触れもなくやってくる。昨日まで平気だったのに、朝、目を覚ますと身体が芯から重い。そういうことが、だんだん増えてくる。それでも、...
熊本市に1泊して、老舗ビアホール「MAN(マン)」にビールを飲みに行った。なぜ、わざわざこの店を訪ねたかというと、熊本日日新聞社発行の本「MAN 熊本の老舗ビアホール名物マスター一代記」(荒木久朝著)を読んで、「行かなければ気が済まない」...
辻村深月著「琥珀の夏」 (文芸春秋・1980円) ヒット中の「ファイア・ドーム」で話題をさらっている著者による2021年に書籍化された傑作。毎年夏を迎えると思い起こす作品であり、最新作同様に周到なストーリーの組み立てと緻密な...
「マリフアナはかっこいい」「健康に悪影響がないらしい」――。 こうした理由で、大麻に手を染める若者が後を絶たない。大分県警が大麻取締法違反などの疑いで摘発した人は過去5年間(2021~25年)で239人に上る。大半は10~20代の...
九州7県を5日間かけて巡る観光列車「36ぷらす3」。運行開始から6周年を迎え、9月6日から一部の内装などをリニューアルして走行している。8月30日にあった報道関係者らを対象にした試乗会に参加してきた。 36ぷらす3は2020年10月に...
ひた暮らし応援団長、理学療法士 坂本竜一(50)=日田市= 「三隈川でチェアリング」 折りたたみ椅子に腰掛けて、朝日を浴びながらコーヒーを啜(すす)り、仲間と語らいながら、特別な時間を過ごす。...
茅葺(かやぶ)き職人、作家、詩人 上村明子(56)(筆名・野田明子)=日田市前津江町= 私は、東日本大震災の時、福岡の博多に住んでいた。子供を育てながら、右半身不随となった父の介護をしていた頃である。東京でめいの世話をしていた母の...
義父の墓参りのため、沖縄県那覇市を訪れた。 沖縄のお盆は、本土で一般的な8月13~15日とは少し違う。今も旧暦7月13~15日の「旧盆」を大切にしており、先祖を迎え、送り出す。今年は8月25~27日だった。 沖縄で車を走ら...
鹿島茂 『パリの本屋さん』(中央公論新社) 大分県立図書館(県図書)には月に2回ほど行く。大分市出身の世界的建築家、磯崎新氏の素晴らしい建築の中に身を置きたい欲求も強いが、蔵書が極めて多いことが本好きの自分には最高にうれしい。普段...
九州産業大学・大楠アリーナ(福岡市)で8月30日、かなり珍しいジャンルの全国大会が開かれた。その名も「学プロ ALL GENERATIONS(オールジェネレーションズ)2026」。学プロとは「学生プロレス」のことだ。全国各地の大学にある、...
尾野徹著「『COARA』と情報市民公社」 (日本経済新聞出版・2750円) 茨城県で「つくば科学万博」が開かれた1985年は、近未来の扉に人々の手が触れた年だと言っていい。万博では最先端のテクノロジーに世界が目を見張り、あと少...
一般社団法人ひとねるアカデミー 代表理事 佐藤陽平(49)=臼杵市= 先日、ある小学1年生の日記を見ました。 「2年生になったらがんばります。もっとやさしいせんせいがいたらいいなとおもいました。またまた3年になってもがんば...
大分市消防団に入団して約4年。その間、住んでいる地域で火災がなく、出動機会がなかったが、先日、初めて火災現場に臨んだ。夕食を済ませて、風呂から上がった午後9時過ぎ。けたたましいサイレンを響かせ、自宅前の道路を消防車が何台も走り抜けていった...
県私立高校体育大会の開会式が24日、大分市のクラサス武道スポーツセンターであった。今年で41回目を数える大会は、公立校になかなか勝てない私立校同士が切磋琢磨(せっさたくま)する場として始まったという。今年の選手宣誓は岩田の女子バスケットボ...
地球さんご賞おおいた実行委員長 下川宏樹 まずは添付の写真を見てほしい。自宅近所の住吉川(大分市)だが、ここに、しょっちゅうゴミが投げ捨てられているのだ。レジ袋、空き缶、菓子の空き袋、弁当のプラスチック容器、ペットボトルといったパ...
IT系のスタートアップ企業が斬新な商品を売り出した。 「しあわせメーター」 ぱっと見は眼鏡だが、縁に付いているボタンを押すと、目の前にいる人の幸せレベルを数値化してくれる。 大通りを歩いていると、木陰のベンチでくつ...
地球さんご賞おおいた実行委員会事務局 佐藤栄宏 気温30度を超える日が続く8月9日、登山道を2時間登り、山頂に着いた。周囲を見下ろすと緑の裾野が広がり、遠くには中津市や日田市の市街地が見える。標高約1200メートル。大分県と福岡県...
地球さんご賞水郷ひた実行委員 鹿野翔さん(40)=鹿ファーム代表・日田市前津江町= 今年も田んぼに草が生える。コナギ、ヒエ、ホタルイなどの草が稲の間から生えている。 朝の涼しいうちに田んぼに入り、草を取るために田打ちぐるまを押...
村岡俊也 『増補 新橋パラダイス』(ちくま文庫) 本を買う行為は現在、大きく次の四つに分けられる。...
「第80期大分合同アマ将棋名人決定戦」が8月2日、大分市府内町の大分合同新聞社で開かれた。大分県で今年誰が一番が強いか、全日本アマ名人戦の大分県代表は誰かを決める、歴史ある大会。30人が参加し、ハイレベルな熱戦を展開した。詳しく振り返る。...
全国高校野球選手権に大分県代表として臨んだ大分商は、惜しくも2回戦で敗れた。甲子園で輝いたのは、グラウンドに立った選手だけではない。スタンドから声援を送った生徒や家族にとっても、忘れられない夏になった。アルプスから眺めた大分商の甲子園を、...
甲子園の観客は「判官びいき」といわれる。劣勢の学校に対して、ファンが肩入れするというものだ。テレビやラジオで聞く応援の音量もひときわ大きく感じる。だが、実際はどうなのか―。記者は甲子園取材が初めてで、「放送局が劣勢側の応援を強調しているの...
甲子園で輝いていたのは、選手だけではない。選手を後押しする家族や高校生も、それぞれの思いを胸に応援した。取材を続ける中で見えてきたのは、それぞれの素顔だった。 エースの平田玲翔選手(3年)は、1回戦のピンチでリリーフ登板。初球でい...
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