編集局記者が本紙とはひと味違う記事をお届けします。
高校弓道の2大タイトルの一つ「全国選抜大会」が23~25日、静岡県で開かれた。団体は大分県予選を制した男女各1校、個人は2位までが大舞台に立った。結果は本紙の基準では「記録のみ掲載」となる入賞なし。ただ、元競技者の筆者から見ても、あまりに...
政財界をはじめ、さまざまな業界や組織で女性の活躍がめざましい。マット界(プロレス界)もその一つ。ここにも同様のうねりが起きており、今、女子プロレスが日本のプロレス史上、空前の人気となっていると言っても過言ではない。 ■男子が前座で会...
東京大学大学院の渡邉英徳教授(佐伯市出身)は、大分市佐賀関の被災地を立体表示した新たな3Dデータを公開した。...
年末の風物詩といえば、何を思い浮かべるだろうか。お笑いが好きな私は漫才日本一を決める「M―1グランプリ」と即答する。プロ・アマチュア問わず、結成15年以内なら出場できる。審査基準は「とにかくおもしろい漫才」。優勝者には賞金1千万円が贈られ...
東京都武蔵野市に事務所を構える漫画家の宮下あきらさん(豊の国かぼす特命大使)が、武蔵野市内の商店街のセールに一役買っている。...
大分県警察本部のホームページを開いた。「採用募集」のアイコンをクリックすると、そのページに、約1分のショートムービーを見つけた。これがジーンとくる内容なのだ。 12月15日夜、大分市府内町のバーで、たまたま隣に大分県警察本部の警察官が...
白衣にマスク。怪しい集団に大阪のオフィス街がざわめく。通勤途中の人たちが不審そうに振り返る。医療従事者…ではない。科学者…でもない。「もしかしてドラマの撮影?」とカメラを探した人がいたかもしれない。そんな視線をよそに淡々と歩みを進める。向...
学校や家庭で、子どもたちがタブレットなどの端末を使って学ぶ機会が定着しつつある。オンライン学習を有効に活用するには? 米国の名門・スタンフォード大が開設している「オンラインハイスクール」の校長、星友啓(ともひろ)さん(47)は大人の役割が...
高校ラグビーの名勝負として語り継がれ、歌手松任谷由実さんの「ノーサイド」のモデルになったとされる大分舞鶴―天理(奈良)戦。1984年1月の第63回大会決勝が、伝説の一戦となった。大分舞鶴が終了間際のトライで2点差に迫ったが、決まれば同点で...
寒い。ブルルッと震える日が増えてきた。天気予報や日常会話で「冬将軍がやってきた」とよく言うが、はて、なぜそんなネーミングなのだろうかと、ふと疑問に思った。...
竹田市の城下町を約2万の明かりが彩る26回目のたけた竹灯籠「竹楽(ちくらく)」が11月21~23日にかけて開かれた。10万人を超える客が楽しんだ光景は大勢の市民有志やボランティアによってつくられている。灯籠の配置を決めるリーダーは「竹楽は...
服飾ブランド「matohu(まとふ)」。デザイナー堀畑裕之さんと関口真希子さんが2005年、東京に会社を設立し、「日本の美意識」をコンセプトにしたファッションを発信し続けている。 11月中旬、別府市鉄輪上の冨士屋一也百(はなやもも)ホ...
明治時代の東京に「仕立屋銀次」という、日本犯罪史に残るスリの大親分がいたことを知った。なにかやらかしそうな雰囲気が漂う、ダークな魅力を感じる名前ではないか。「居酒屋兆治」「パーマ屋ゆんた」「大仁田厚」「サマンサタバサ」のようにリズム感もよ...
約180棟が焼けた大分市佐賀関の大規模火災を受け、被害状況の分析に活用してもらおうと、東京大大学院の渡邉英徳教授(佐伯市出身)が、航空写真を使って現地を3D(立体)表示する新たなデータを公開した。 大規模火災は11月18日に発生し、1...
ひやひやしながら他会場の結果を待った。大分トリニータは23日のホーム最終戦で敗れたものの、なんとかJ2残留が決まった。試合後のセレモニーでは、厳しい言葉が書かれた横幕も目立つ。その言葉はサポーターの「トリニータ愛」が大きいからこそだと感じ...
大分大学経済学部の同窓会「福岡四極会(しわすかい)」が11月23日、福岡市中央区の多目的ホールで開かれ、その席で、異色の経歴で同窓生になった女性に出会った。高橋かおりさん(62)。2024年に大学院を修了したばかりのホヤホヤの会員だ。いっ...
人気競技の大相撲は大分合同新聞の紙面でも大きなスペースを割く。星取表、郷土力士の成績、十両星取りなどに併せて、その日の対戦カードを紹介する「きょうの取組」も必ず載せる。秋場所3日目(9月16日)、読者の方から「きょうの取組が分からない」と...
大分合同新聞の昔の記事を検索していたら1955年(昭和30年)11月14日の朝刊に「カツギ屋」の話題が載っていた。カツギ屋とは何だろうか。聞き慣れない単語である。その記事の見出しには「増えた高校生のカツギ屋 豊作ゆえに悪の道」とある。善か...
火災発生。いざというとき、慌てずに初期消火や避難ができるかと問われれば、自信がない。「消火器は使ったことがない」という人が大半だろうし、もしかしたら一生使うことがないかもしれない。ビルにある「避難はしご」もしかり。使う事態にならないことが...
大分市のJR大分駅府内中央口広場で2日開かれた「第10回こども屋台選手権」の出場21チームは、それぞれが想像力あふれるメニューを提供し、来場者が列を作った。入賞チームと、パンフレットから抜粋した出品メニューの内容やアピールポイントは次の通...
101歳で亡くなった村山富市元首相の講演録が大分合同新聞社に寄せられました。2000年6月25日にあった大分キャピタルロータリークラブ国際ロータリー加盟認証状伝達式で、特別記念講演として首相時代の経験談を披露したものです。真っ正直で素朴、...
昭和100年と合併後の豊後高田市誕生20周年を記念する「豊後高田・昭和の町ヒーロー祭り」が10月25日、豊後高田市であった。高田体育センターでは、大分県内を拠点とする「プロレスリングFTO」が無料の大会を開催。試合はさることながら、満員の...
奈良市にある手向山(たむけやま)八幡宮の八幡神が26日、およそ1300年ぶりに宇佐市の宇佐神宮に「里帰り」した。八幡神は奈良時代に東大寺の大仏完成に協力するため宇佐から奈良を訪れ、それ以降、東大寺を守護している。里帰りに同行し、宇佐神宮で...
奈良市にある手向山(たむけやま)八幡宮の八幡神が、およそ1300年ぶりに宇佐市の宇佐神宮に「里帰り」する。八幡神は奈良時代に東大寺の大仏の完成に協力するために宇佐から奈良を訪れ、それ以降、東大寺を守護している。里帰りに同行する東大寺の上司...
第7回おおいた自主映画祭で最優秀作品賞に輝いた「ラストオーダー」は、同じ位置にカメラを固定し、最後まで通しで撮り続ける手法を使った10分間の映画だった。読者の皆さんが、どこかでこの作品に巡り合うかもしれないので、映画祭のパンフレットに記さ...
▼休日のランチに寄った店で1人席に案内されると、隣の席から「おっ」と声がした。数年前に退職した大先輩と久々の再会。...
大分市内の商業施設の3階にいたら、フロアの電気が突然消えた。暗くなった瞬間、大勢の買い物客のザワザワした声が広がった。その音に懐かしい感覚がよみがえった。 ■ザワザワ感で思い出した小学校の映画教室 1970年代(昭和40年代中...
「原さん」「渕さん」「辻さん」「岡さん」。1文字の名字の知人や友人は意外と多い。中でも「森さん」「牧さん」は自分の交友関係の中に比較的たくさんいると感じるが、それでも「森さん」と「牧さん」ばかりが立て続けに出現することは、経験上ない。だが...
2003年4月、当時22歳だった馬場信行さん(44)はインドネシアのジョグジャカルタに滞在していた。カブトムシやクワガタといった甲虫類の輸入ルートを開拓するためだ。日本で人気のあるこうした昆虫は、多くは東南アジアから輸入されている。馬場さ...
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