大分合同新聞社員らが本紙とはひと味違う記事をお届けします。
「やっぱり等身大がいい」。 見栄を張らないとか、そういう人間の内面の類いの話ではありません。そう、特撮ヒーローについての話です。ここで言う等身大とはつまり、「ヒーローの体長がだいたい現実世界の人間と同じくらい」を指しています。 ...
誰にも「懐かしい風景」と言えるものがあると思う。幼少期に訪ね、遊んだ場所はその代表例だろう。私にとってその一つは、祖父母の家だ。母方の実家が兵庫県伊丹市にあり、夏休みになると母に連れられ寝台特急で上っていった。古い日本家屋で、威厳があった...
歩いてつなぐ旅には終わりがない。あるところがゴールとなれば、次の旅ではそこがスタート地点になる。こうして線がつながり、自分の両脚で味わった自分だけの地図ができあがっていく。五感の記憶がセットになったグーグルマップのようなものだ。 ...
大商で2023年のセンバツ以来、2度目の甲子園に臨んだ那賀誠監督。...
試合終了後、スタンドに駆けつけてくれた生徒やOBへのあいさつ。定位置よりもかなり前までナインを誘導し、頭を下げるよう促した。夢破れ、涙が止まらない選手たちと並び、那賀誠監督は精いっぱいの笑顔で感謝を伝えた。 「大リーグまで行って...
水のもり文化プロジェクト編 「未来を照らす子どもたち 地球さんご賞作品集2024年」 (潮出版社・1300円) 人間の三つの力(見る、考える、行動する)で五つの課題(地球温暖化、海洋汚染、大気汚染、水質汚染、森林破壊)に立ち向か...
【竹田】竹田市久住町の久住神社に伝わる久住夏越祭りが8、9の両日、同町久住の中心部であった。地元住民が身近な物を使って作った見立て細工の本山車の巡行が名物。今夏も住民が協力しながら仕上げた工夫を凝らした力作が訪れた観衆を楽しませた。 ...
バレーボールやサッカーで時折耳にする「ジャイアントキリング」。格上に勝利するという意味で、野球では「下克上」や相撲用語の「大金星」といった言葉が使われてきた。大商が次にぶつかる英明(香川)はかなりの強豪。ふと冒頭の“カタカナ”を連想した際...
再び被爆者を生み出さないために―。8月1日に大分市で開かれた「ノーモアヒバクシャ 大分の集い」。核兵器の廃絶を目指す大分県原爆被害者団体協議会(県被団協)が主催した。長崎県長与町の平田周(しゅう)さん(68)が登壇し、長崎原爆で被爆した家...
「人を探しているんです」 どストレートな相談が大分合同新聞社に舞い込んできた。相談の主は、認定NPO法人「地域の宝育成支援センター」の久保田哲事務局長(58)。むむ、団体名からして気になる。まずはお話をうかがおう。 センタ...
29年ぶりに夏1勝を挙げ、夕暮れの甲子園に校歌を響かせた大商ナイン。主役は何といっても最速151キロを投じ、高校野球ファンをうならせた平田玲翔主将(3年)だろう。試合後のお立ち台でも堂々としていた。祝勝ムードに包まれる中、ただ一人うなだれ...
水のもり文化プロジェクト 代表理事 森敏彦 7月末、本年度から参加する「地球さんご賞大分実行員会」の第3回会議(会場・大分市の大分合同新聞社)に参加した。 何もかも初めての開催ながら多数の方が出席し、今後の進行に関しての確...
「このにぎわい! こんなん記念に絶対撮っとかんといけん!」 大分商ナインが甲子園に向けて出発する7月31日の朝。学校では前日に呼びかけたにもかかわらず、大勢の生徒が見送りに駆けつけていた。そんな中、見送られるはずの那賀誠監督は、ス...
甲子園開会式前日のリハーサルでは、初戦でぶつかるチームの監督同士が対談する。バックネット裏で隣に座り、相手校の印象や理想の試合展開などを語り合うおなじみの光景。基本的には「紳士的」な雰囲気だが、やはり勝負事。駆け引きは既に始まっている。...
日本やアメリカのマット界を中心に活躍したアメリカのプロレスラー、ドリー・ファンク・ジュニアさんが4日、死去した。85歳だった。偉大なレスラーがまた一人いなくなってしまったことは残念でならない(以下はドリーと表記。登場するレスラーは敬称略)...
大分大会優勝に大きく貢献した大商のエース平田玲翔主将(3年)は、プロも熱視線を送る注目選手。その平田が大会開幕の直前に姿を消した。数日間学校を休み、「平田が故障したらしい」「投げてこないかもしれない」。うわさはライバル校に一気に広がった。...
8月6日は、私にとっても特別な日だ。 81年前のこの日、祖母は広島にいた。 早朝、祖母は家業を手伝うため神戸へ向かう途中だった。祖母の記憶によると、乗っていた汽車は広島の手前で何度か停車した。同乗していた軍人から「攻撃があ...
第108回全国高校野球選手権大分大会で優勝し、13年ぶりに夏の甲子園出場を果たした大分商。真っすぐ選手と向き合う那賀誠監督の下、個性豊かな顔ぶれがそろう。紙面だけでは紹介しきれないエピソードやこぼれ話を随時紹介する。 「追い込まれ...
大分市荏隈の大分市立城南中学校(後藤之乃校長)が開校50周年を迎え、8月2日に体育館で記念イベントを開いた。「未来をつなぐ50年の絆~伝統を胸に新たな一歩を」をメインテーマにした催しで、音楽ライブやプロレスの試合が行われ、生徒、教職員、地...
男子が少女漫画を読むという発想が自分になかったことが悔やまれる。もっと早く「ベルサイユのばら」を手にしていたら、フランス革命やフランス史、ヨーロッパ史のことを知りたいという欲求に駆られていただろう。高校の社会科で世界史を選択していたので、...
朴(パク)泰遠(テウォン) 『小説家仇(ク)甫(ボ)氏の一日』(平凡社) ひと月余り前、ソウルの仁寺洞(インサドン)での出来事。古美術や現代アートの店が集まる洒落(しゃれ)た通りを歩き回り、古い石造美術が無造作に並べられた空き地で...
斎藤幸平、小川公代、安田登、秋満吉彦著「血肉となる読書」 (あさま社・2200円) インターネットや交流サイト(SNS)、人工知能(AI)などで得るタイパ重視の情報が世を席巻し、本離れはかつてないほど進んでいるといわれる昨今。そ...
10年ぶりに外回りへ戻ってきた。 「取材に行くなら、それなりの格好をしなきゃ」 そう思ってクローゼットの奥からジャケットを引っ張り出した。取材で歩き回ることを考えて少しきれいめの靴を選び、久しぶりの県庁へ向かった。 ...
本を購入する際の楽しみに、挟み込まれた新刊案内やしおりがある。中でもしおりは、単に読書の目印にとどまらない個性があり、12センチ×4センチほどの小さな紙片がメディアとして機能しているように思う。...
中津祇園(大分県指定無形民俗文化財)の祇園車共演の開会式(7月25日)で、オリジナル舞踊曲「夏祇園」が市民らにお披露目された。...
大分市の高崎山自然動物園おさる館で開催されたプロレスリングFTO(大分市)のレスラー・高崎もん吉のデビュー20周年記念大会「モンキーアタック」2日目の7月20日。今、九州で一番強いとの呼び声が高い岡崎恭也が保持する「WOW世界ヘビー級」と...
~(上)のあらすじ~ 月面の影から、こっそり地球人の営みを見守る知的生命体がいた。とびきり進んだ科学技術と精神文化を備える「ギャラクシー・アライアンス(銀河連合)」の派遣チームだ。地球人にも手を差し伸べようと試みてきたが、地上はドンパ...
「隊長、そろそろですね」 「もう、その時が来たか。正直言って、名残惜しいよ」 「私も同感です」 「できればわれわれの赴任中に、彼らをギャラクシー・アライアンス(銀河連合)の仲間として招き入れたかったんだがなあ」 ...
プロレスリングFTO(大分市)に、高崎もん吉という覆面レスラーがいる。初めて聞いたという人は多いかと思うが、想像の通り「高崎山の猿」をイメージしたキャラクターだ。今年、デビュー20周年を迎え、FTOは7月19日と20日、大分市の高崎山自然...
斉藤友彦著「新聞記者がネット記事をバズらせるために考えたこと」 (集英社・990円) 新聞社には締め切り時間がある。読者の皆さんに定時に新聞を届けるためだが、仮にその直前に大きな出来事が起きたとしたら、記事を収容するスペースを空...
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