「障害者、イルカに乗る!」 動物と触れ合い、貴重な財産
津久見市四浦のつくみイルカ島で9月24日、障害のある子どもたちがイルカに乗る「イルカ体験プログラム」に挑戦した。
最初は背びれにつかまり乗ってみる。不安な表情で背びれにつかまるが、徐々に緊張が緩む様子。乗ったイルカへお礼のエサをあげると、さらに不安が和らぐようだ。
スタートとゴールでは、明らかに表情が違う。こんな場面に出合うと、撮影がとても楽しい。
2回目は、イルカの腹にのっていけすを1周する。慣れて余裕の表情で乗る子も現れる。一方で、水が怖いのか、最後までインストラクターにしがみつく子も。その気持ちが痛いほど分かる保護者たちからは、応援と、ほほ笑ましい笑いも起きた。きっと貴重な思い出と財産になったことだろう。
(日本文理大工学部情報メディア学科3年 熊本春樹)