第8回大漁まつり
臼杵市上浦深江地区では、恒例となった「大漁まつり」が29日、苙場海岸と深江地区漁民広場であった。雨が降りしきる中で決行されたが、家族連れを中心に多くの参加者が詰め掛けて、地引網や魚のつかみ取りなど活気溢れる催しとなった。なお売り上げの一部は熊本地震の義援金として寄付される。
午前10時すぎ地元の漁師が陸岸に引き網のロープを投げ入れると、先頭の小学生たちは海水に浸かりながら精一杯網を引く。スズキ、イシダイ、タコなどが揚がり、子供達は大喜び。
お昼には地元の漁師が作る「漁師の賄い汁」が無料配布され、雨で濡れた体が温まると大好評。一椀につき底生魚のカナガシラが一匹丸ごと入っていて、御代わりを求める人で行列ができていた。
メインイベントは、小学生による魚のつかみどり。特設の大生簀の中で勢いよく泳ぐ魚と格闘し、アジの大群をすくい上げる子や、中にはブリをゲットするつわものも現れ、大いに賑わいを見せていた。
制作:日本文理大学情報メディア学科 スタッフ:後藤和典(演出)、高山真慶(撮影)、大嶋優(音声)、前嶋友希(選曲)、小島康史(制作指導)、星芝貴之(音声指導) 協力:上浦・深江振興協議会