「府内南蛮ライティング」 みんなの夢、かないますように…
寒さがまだ続く2月11日、若草公園で「府内南蛮ライティング」が開催された。この日のために設置された9千個の紙灯籠には、大分市内の幼稚園や小・中学校などの子どもたちが将来の夢を描いていた。
当初開催予定だった2月10日は雨天のため延期されたが、翌日は天候に恵まれた。たくさんの親子が来場し、自分の紙灯籠や友達の作品を見つけ、楽しく笑顔になる様子が見られた。紙灯籠の暖かな光に会場は包まれた。撮影は紙灯籠がともる前から始め、会場が幻想的な空間へと変わる様子を映像にした。
紙灯籠の火が消えたとき、願いが成就するといわれる。子どもたちの夢がかなうこと、このイベントが長く続き、次回にもこの幻想的な景色が見られることを願う。
(日本文理大学工学部情報メディア学科4年、境陸人)