OITAサイクルフェス!!!2016
「OITAサイクルフェス!!!2016」が10月29、30の両日、大分市内であった。初日はJR大分駅南側の大分いこいの道で、国内最高峰の自転車ロードレース「Jプロツアー」が1.1キロのコースを30周する短距離レース「クリテリウム戦」で行われた。
人の力だけとは思えない速さと風を切る音に圧倒されたが、選手の体は想像よりスリムだ。会場の実況によると、競輪選手は瞬発力を求められるため筋肉質だが、ロードレース選手は長距離を走るため余計な筋肉を付けないという。
チームの順位を上げるための心理戦があり、仲間の空気抵抗を減らすため先行する選手がいたりと、初めて見る人でも楽しめる。特にラストスパートの接戦は圧巻だ。レースの魅力に会場全体が興奮と熱気に包まれた。(日本文理大学工学部情報メディア学科4年、山村隼太)