「親子で体験 身近な土木」 子どもたちの姿、印象的
「親子と土木のふれあい見学会」が11月25日、大分市の大分川に架かる宗麟大橋の建設現場周辺であった。日ごろ、近くで見られない土木工事を身近に感じてもらおうと土木学会西部支部「土木の日」大分地区実行委員会が主催した。
オペレーター気分を楽しめるショベルカーやローラー車の体験乗車や、上空から建設現場を観察するのに今や欠かせないドローンの操縦体験が人気だった。
コンクリートの型取りコーナーでは、実際にコンクリートが固まる様子を体感。ダムや橋桁調査用の水中ロボットでの水中撮影や、最新の3D測量など、多くのイベントで会場はにぎわった。体験型のイベントを通じ、子どもたちが興味深げに土木にふれる姿が印象的だった。
(日本文理大学工学部情報メディア学科3年、前田涼)