醸造の町臼杵四社合同蔵開き2017
新酒シーズンを迎えた5月27日、「醸造の町臼杵四社合同蔵開き2017」が市観光交流プラザであった。
市内の酒造会社が会し、会場限定の酒などを披露。各社のコーナーに列をなす来場者から午後5時の乾杯とともに大きな歓声が沸いた。新酒への喜びと地酒への愛情が伝わるイベントだ。自らの杯を持参する熱心な参加者もいて、臼杵の酒の人気の高さを目の当たりにする。
蔵元のスタッフから酒の香りや味の説明を受けながら飲める“角打ち”は、開放的な雰囲気で参加者の半数は女性であるという。
実行委員長の藤居徹さんは「城下町で古くからしょうゆやみそ、酒などの醸造文化が根付いている」と語る。臼杵は“味覚を構成する町”という強い誇りを感じた。
(日本文理大学工学部情報メディア学科2年、池田周平)