「障がい者と地域住民の納涼祭」 心温まる交流、続いてほしい
7月27日、由布市庄内町の庄内厚生館で、30回目となる納涼祭があった。障がいのある人や生活介護が必要な人に楽しんでもらおうという意図で開かれている。日暮れ時、地域の人も訪れる。顔見知りの障がい者と交わすあいさつはとても自然だ。
今まで障がいがある人と接したことがほとんどなく、学生で世間知らずなこともあり、どう接してよいか分からない。とにかく撮影を始めると、カメラが珍しいのか、数人から求められて握手を交わす。すると緊張していた心も温かくなった。
太鼓にリズムをとる人。出店で買い物を楽しむ様子。盆踊りを楽しむ姿。カメラに笑顔で応えてくれるチャーミングな人ばかりだ。このような交流の場としての納涼祭が、末永く続いてほしいと願うばかりだ。(日本文理大学工学部情報メディア学科2年 熊本春樹)