番匠川鮎友釣り大会 漁法に驚きと刺激受ける
アユ漁解禁日が近づく6月25日、「第2回番匠川鮎(あゆ)友釣り大会」が佐伯市の番匠川であった。有名な番匠川のアユということもあり、半数以上が県外からの参加者だった。
アユの習性を利用したおとりアユでの漁法「友釣り」は、あまり目にしたことがなかった上、乱獲への配慮でもあることを知り、興味と驚きを感じた。
今大会優勝の山本康二さん(大分市)は、21尾、1340グラムの好成績。アユがかかるまで粘る根気と集中力、勘が優勝を左右する、緊張感のある大会だった。
悪天候での開催となったが、午後には回復し蒸し暑い日に。雨、川の中という難しい環境の中での撮影の対価として、釣りの魅力や楽しさ、佐伯の豊かな自然など、普段感じることのできない刺激を受けた。(日本文理大学工学部情報メディア学科3年、前田裕城)