勝負の世界に「絶対」はない―。高校スポーツの現場で、たびたび実感することだ。ただ、勝つために越えなければならない壁があまりに高い競技もある。県内でその筆頭格が、女子バレーボールの東九州龍谷だろう。...
テニス団体は男子が舞鶴、女子は福徳学院がそれぞれ連覇を伸ばした。両校とも、主将以外は全員2年生。若い布陣で全国切符をつかみ、層の厚さを示した。 シングルス2戦とダブルス1戦が同時進行し、2勝した時点で勝敗が決まる仕組み。舞鶴は3戦とも...
カヌーの学校対抗女子は舞鶴が2年ぶりに制した。優勝はカヤックフォアなど2レースにとどまったが、安定した成績を残し層の厚さを示した。 フォアは接戦になり、終盤にライバルの豊府を振り切った。笠木愛可(まなか)(3年)は「前半は少し崩れたけ...
第73回県高校総合体育大会は2日、県内各地で13競技があり、全日程を終えた。 団体は、ハンドボールの大分がアベック優勝。ラグビーの東明、サッカー女子の柳ケ浦、テニス男子の舞鶴と女子の福徳、バレーボール女子の東九州龍谷、登山女子の竹田が...
総合力の高さを見せた東明が舞鶴を下し、連覇を4に伸ばした。2月の県新人大会で敗れた雪辱を果たし、白田誠明監督は「勝ちたいという気持ちが前面に出ていた。前から圧力をかけ、敵陣でゲームをつくることができた」とたたえた。 9点リードの前半1...
(クラサス武道スポーツセンター) 【男子】▽個人 (1)高松宥人(明豊)(2)武蔵...
(べっぷアリーナ) 【男子】▽シングルス (1)小野大翔(明...
バスケットボールの上位4校による決勝リーグは、2勝同士でぶつかった最終戦を男子は柳ケ浦、女子は明豊が制して頂点に立った。 明豊は県高校新人大会で敗れた大分に競り勝った。...
28―28で迎えた後半残り25秒。大分が7メートルスローを獲得し、松野雷矢主将(3年)がラインに立った。「思い切って決めるだけ。チームを勝たせたい」。ゴール左上に冷静に突き刺し、勝ち越しに成功した。3年ぶりの優勝が決まると、歓喜の輪が広が...
バスケットボールの上位4校による決勝リーグは、2勝同士でぶつかった最終戦を男子は柳ケ浦、女子は明豊が制して頂点に立った。 柳ケ浦は溝部学園に対してリードを譲らなかった。...
【ミニインタビュー】 ソフトテニス男子個人で優勝した大分商の小野泰輝(3年) ペアを組んだ後輩と助け合い、勝つことができた。1日で6試合を戦ったが、疲れはない。...
ひと皮むけたエースが節目の優勝を引き寄せた。バレーボール女子は東九州龍谷が25大会連続40回目の優勝。決勝も攻守に躍動した忠願寺莉桜(2年)は「初めて自分が引っ張っていくという自覚を持って臨めた」と確かな手応えを口にした。 決勝は忠願...
サッカー女子は柳ケ浦が稲葉学園を3―1で下し、連覇を18に伸ばした。2ゴールで勝利に導いたFW村上凜果(2年)は「絶対に自分が決めて勝つという気持ちだった。結果を残せて良かった」と充実した表情で振り返った。...
激戦となった弓道男子団体は、ここ一番の集中力を発揮した宇佐が初優勝を飾った。 前日の2次予選は2位で通過。7校総当たりの決勝リーグ初戦で、力のある大分南に勝てたのが大きかった。「出だしを制することで勢いに乗れた」と市口博義監督。鳴海和...
ボクシング男子ライトフライ級は、東九州龍谷の小林凜久(りく)(3年)がブランクを乗り越えて2年ぶりの全国舞台を決めた。決勝では冷静な試合運びで的確にパンチを当て、ライバルを圧倒。「緊張したが、勝ててほっとした」と振り返った。 親元を離...
柔道女子個人78キロ超級に出場した佐藤雅は、宇佐支援高等部の3年生。決勝でライバルの留学生選手に敗れ、最後の県総体は2位で終えた。 私が彼女に目を留めたきっかけは昨夏の全国総体。...
第73回県高校総合体育大会は1日、県内各地で22競技があった。 学校対抗は卓球が明豊、ライフル射撃は由布、重量挙げは国東、ローイングは日田がいずれもアベック優勝した。 競泳男子の雄城台と女子の翔青、水球男子の大分商、なぎなたの大分...
剣道男子団体は明豊が試練を乗り越え、2年連続9回目の頂点に立った。岩本貴光監督は「本来はもっとできるはず」と手綱を締めた。 前日(5月31日)に女子が優勝を逃したことで動揺が走っていた。初戦の柳ケ浦戦は前半のリードを追いつかれ、本数勝...
【ミニインタビュー】 水球で優勝した大分商Aの後藤颯汰主将(3年) チームメートとの試合で新鮮な気持ちだったが、思いっ切りプレーできた。...
ソフトボール女子は投打に隙のない戦いを見せた文理大付が大分西を下し、3年ぶり2回目の優勝を果たした。 積極的な走塁と長短打を織り交ぜた攻撃で、序盤から小刻みに得点を重ねた。...
(大洲弓道場) =男子= 【団体】▽決勝リーグ進出校(1次、2次予選合計80射) (1)国東 52中(2)宇佐(3)竹...
期待の新星が現れた。女子71キロ級で宇佐の乙咩(おとめ)侑未(1年)がトータル142キロで優勝。従来の県高校記録を9キロ塗り替えた。 スナッチは自己ベストを3キロ更新する63キロを成功させ、勝負強さを発揮した。ジャークは2回目で79キ...
競泳男子100メートル自由形は翔青の左藤優貴(3年)が53秒89で頂点に立った。「前半のスピードを生かし、後半に入れた。良い泳ぎができた」と静かに勝利をかみしめた。 スタートから反応良く飛び込むと、25メートルまでに頭一つ抜け出した。...
圧倒的な強さで女王の座を守った。卓球女子団体は明豊が決勝リーグ全勝で12連覇を達成。それでも、全国4強入りを目指す選手たちにとっては通過点だ。 上位4校が総当たりで競う決勝リーグ。杵築と溝部学園に快勝し、中津南との最終戦を迎えた。 ...
【ミニインタビュー】 空手道男子団体組手で優勝した高田の冨重祐貴主将(3年) とてもうれしい。ゴールデンウイークも遠征をして課題を見つけるなど努力してきたことが結果につながった。応援の声かけもしっかりできた。全国総体でベスト8を目指した...
相撲団体は6チーム総当たりのリーグ戦で競い、日田林工が全勝で2連覇を成し遂げた。 4戦4勝で迎えた最終5戦目は、1敗の中津東と対戦。両チームともに譲らず2勝ずつを挙げ、勝負の行方は大将戦にもつれ込んだ。副主将の梅木広兜(ひろと)(3年...
男女ともに玖珠美山が優勝し、14日から地元で開かれる九州大会に駒を進めた。 1校のみのため、男女でオープン試合を実施。...
【ミニインタビュー】 2日に最終戦を残すハンドボール雄城台女子の佐藤陽(ひまり)主将(3年) 守備が課題だったが、団結力で失点を減らせた。...
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