男女ともに玖珠美山が優勝し、14日から地元で開かれる九州大会に駒を進めた。 1校のみのため、男女でオープン試合を実施。故障の主力を温存した男子を相手に女子が果敢に攻め込み、セットプレーとタッチシュートで2点を奪って歓喜に沸いた。米原彩華主将(3年)は「得点できて気持ちが上がった。九州大会は無失点で優勝したい」と意気込んだ。 男子は1年生と上級生の連係強化をテーマにプレーした。財津侑生主将(同)は「九州大会では対戦校の分析を深め、落ち着いて対処したい」と話した。 高橋伸介監督は「女子は攻守の切り替え、男子は守備の修正という課題が見えた。全国ベスト8以上を目指し、まずは九州を突破する」と力を込めた。【ミニインタビュー】 ホッケーで男子相手に得点した玖珠美山女子の楠舞衣(1年) 全てのタイミングが合って決められた。昨夏、サッカーから転向して重ねてきた練習の成果が出せた。先輩たちと一緒に九州、全国大会の目標を達成できるよう頑張りたい。 〈ホッケー〉 (メルヘンの森スポーツ公園) ▽決勝(オープン)玖珠美山男子14―2玖珠美山女子3―15―0 3―13―0 (男女の玖珠美山は10年連続10回目の優勝。男女とも1位は九州大会へ)
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