【大分】戦時中、大分市春日浦地区で航空機の修理や魚雷の取り付けを担っていた「第十二海軍航空廠(しょう)春日浦工場」。県内の在野の研究者の調査で当時の一部の建物が現存していることが判明した。研究成果は9月に神戸大で開かれた海洋文化遺産シンポ...
戦争の記憶を次世代につなぎ、平和について考えるイベント「ミライの平和活動」が21日、大分市府内町の大分合同新聞社であった。同社の主催。高校生から80代まで約50人が参加した。...
第2次世界大戦時の政治指導者だった東条英機元首相やトルーマン元米大統領の子孫らが15日、平和を訴える巡礼ツアーで別府市を訪れた。過去の敵対関係を乗り越えて希望のメッセージを届けるプロジェクト「HOPE80 JAPAN」の一環。参加メンバー...
【竹田】太平洋戦争末期に亡くなった日米の兵士を追悼する竹田市内2カ所の碑に、熊本県阿蘇市の坂梨増実さん(95)が植樹した。...
【佐伯】佐伯市本匠の本匠中(9人)の生徒が2日、校庭に「被爆アオギリ2世」の苗を植樹し、平和への思いを新たにした。...
大分県出身で、戦中・戦後に外相を務めた重光葵(まもる)(1887~1957年)が、第2次世界大戦の降伏文書に日本政府代表として調印してから2日で80年となった。節目の日に、県内では重光に関する講演会や、降伏文書を展示している企画展に県民ら...
【東京支社】宇佐市在住の航空戦史研究家・織田(おりた)祐輔さん(39)が8月31日、東京都千代田区の国立公文書館で、トークセッション「公文書が照らす『地域の戦争』」に登壇した。...
反戦平和を訴える「平和のための戦争展in大分」(楠本敏行実行委員長)が31日、大分市府内町のコンパルホールであった。...
戦時中、宇佐海軍航空隊で訓練を受け、出撃後に米軍に撃墜されて捕虜になった元特攻隊員、園部勇さん(京都市、享年71)の長女や孫ら8人が、宇佐市を訪れて故人の足跡をたどった。「豊の国宇佐市塾」が収集した米軍の映像に、落下傘で海面に落ちる園部さ...
【九重・玖珠】曽祖父母や祖父母、住民らの戦争体験を聞いて玖珠郡内の中学生が書き上げた作文を基にした朗読劇「戦後80年 語り継ぐもの」が30、31の両日に九重、玖珠両町で上演される。...
反戦平和を訴える「平和のための戦争展in大分」が31日午後1時半から、大分市府内町のコンパルホールで開かれる。...
【由布】由布市庄内町平石の佐藤角三さん(101)が18日、同町庄内原の「ほのぼのプラザ」で戦争体験を語った。...
【日田】日田市大鶴本町の大鶴公民館で、日清戦争から太平洋戦争までの大鶴地区にまつわる資料約30点を集めた「戦後80年展」が開かれている。29日まで。無料。...
戦後80年の節目となる終戦の日を迎えた15日、県内で追悼行事や反戦を訴える集会があった。参加者らは戦禍に倒れた犠牲者に祈りをささげ、世界の平和を願った。 ■県護国神社で戦没者を慰霊 大分市牧の県護国神社では、戦没者を慰霊する「み...
いつもと変わらぬ朝だった。 1945年8月15日。寺司愛子さん(93)=大分市三ケ田町=は県立第一高等女学校の2年生だった。通学のため、自宅のあった鶴崎町(現大分市)皆春から鶴崎駅へ向かい、大分駅行きの列車に乗った。空襲があれば列車は...
1945年8月15日に終戦が告げられ、「戦後」が始まった。戦争体験者は年々少なくなり、当事者から話を聞くことが難しい時代を迎えつつある。「遠ざかる戦争」の記憶と教訓をどうつないでいくか。戦争にまつわる資料のデジタルアーカイブ化に取り組むス...
終戦前後に生まれた世代は、戦争の影がなお色濃く残る時代に幼少期を過ごした。児童養護施設「光の園」(別府市)の運営に携わる高松右門さん(85)と、昭和学園高(日田市)の理事長を務める草野義輔さん(77)に、自身の体験と現在の思いを聞いた。...
戦後80年がたち、人口の大多数は戦後生まれとなった。国勢調査や県の人口推計によると、2024年10月1日時点のデータで、戦後生まれに当たる79歳未満は県内に94万459人。...
【豊後大野】豊後大野市三重町内田の市資料館ジオパークミュージアムで夏季企画展「人形が語る戦争とくらし」が開かれている。戦後80年に合わせ、戦争体験者が作った人形や関連資料を通して、戦時中の生活を知ってもらうのが目的。9月28日まで。無料。...
【宇佐】宇佐市の駅館小(372人)で8日、平和学習「8・8駅館平和を願う日」があり、児童が戦争を体験した地域住民から話を聞いた。...
終戦の前日も空襲があった。 佐賀関町(現大分市)は銅製錬所への爆撃で2人が死亡。...
「逃げないと」―。ソ連軍が迫る町から脱出するため、身重の母と子ども4人で駅へ急いだ。 朝鮮半島の最北域にある港町、清津(チョンジン)。1945年8月13日、父の勤める朝鮮鉄道の社宅で暮らしていた和田秀隆さん(89)=大分市富士見が丘=...
【大分】戦争体験者の生の声を次世代に引き継ごうと、戦後シベリアに抑留された大分市田室町の田中悟さん(101)に県立芸術文化短大情報コミュニケーション学科の2年生らが聞き取り調査をした。厳しい寒さと飢えをしのいだ田中さんの証言はパネル5枚に...
大分市に米軍機の編隊が飛来し、爆撃機が投下した焼夷(しょうい)弾で市街地の西部が広範囲に焼かれた。 当初は熊本市が攻撃目標だったが、先発隊の爆撃による煙で視界が悪くなったため、狙いを第2目標の大分市に切り替えていた。7月の大分大空襲で...
【玖珠・九重】玖珠郡神職会(小野日隆会長、6人)は4日、玖珠町岩室の豊後森機関庫公園で「終戦80年 玖珠郡戦没者慰霊祭」を開いた。...
【佐伯】佐伯市の佐伯豊南高で4日、平和学習「原爆・交流証言講話」があった。...
現宇佐市の畑田地区が米軍機に爆撃され、6人が死亡。家屋数十戸が焼失した。...
玉来町(現竹田市)拝田原の山下公園に疎開していた工場が米軍機に襲われ、爆撃で1人が死亡した。...
九州の交通網を偵察していた米軍の飛行隊が、久大線沿いに飛来。...
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