【日出】戦争の記憶を後世につなごうと、日本文理大(大分市)の工学部情報メディア学科小島・星芝研究室の学生25人が、太平洋戦争末期に旧日本海軍が開発した人間魚雷「回天」の短編記録映画を製作した。かつて回天の基地は日出町大神にあり、町民が協力...
県戦没者追悼式が31日、別府市のビーコンプラザであった。戦後80年の今年は遺族ら約800人が参列。県出身の軍人・軍属ら戦没者4万4458人を慰霊した。...
豊肥線沿いの駅や列車を米軍機が襲った。現豊後大野市犬飼町の犬飼駅から同市三重町、竹田市方面へと進み、各地で機銃掃射を繰り返した。...
終戦からまもなく80年。戦争や平和について考えてもらおうと、県内の公共施設などでさまざまな企画展が開かれている。当時の資料を通して、国民の食糧事情や生活に触れることができる2施設を訪ねた。 宇佐市民図書館(同市上田)は戦時下の人と...
くまざわ書店(東京都)は、全国の店舗で戦争と平和について考えるフェアを開いている。県内では大分明野店(大分市明野東)、大分店(同市公園通り西)で実施している。...
【日出】日出町の城下公園で28日、旧日本海軍の空母「海鷹(かいよう)」の乗組員を悼む慰霊祭があった。...
【津久見】企画展「戦争の記録から学ぶ平和の尊さ―戦後80年に寄せて」が津久見市民図書館で開かれている。...
【津久見】津久見市保戸島の海徳寺で25日、空襲の犠牲者を追悼する慰霊法要があった。戦後80年の節目に多くの参列者が島を訪れ、戦没者の冥福を祈るとともに平和への思いを新たにした。...
米空母から出撃した艦載機が県内各地を襲った。...
【別府】別府市と市教委は8月8日、市内上田の湯町の市公会堂で「平和を考える市民の広場」を開く。入場無料。参加希望者は専用フォームから事前に申し込む。...
保戸島村(現津久見市)の保戸島国民学校が米軍機から爆撃と機銃掃射を受けた。爆弾1発が校舎を直撃。児童124人と教師2人、教師の子1人の計127人が死亡し、75人が重軽傷を負った。県内で民間人の犠牲者が最も多い空襲となった。...
太平洋戦争中に米軍が撮影した映像の収集・解析に取り組んでいる「豊の国宇佐市塾」の織田(おりた)祐輔さん(38)=宇佐市上田=が24日、外国メディア向けにオンラインで講演した。...
太平洋戦争末期に竹田市に墜落したB29爆撃機の搭乗員ら米兵の捕虜8人が実験手術の犠牲になった「九大生体解剖事件」。医学生として手術に立ち会った東野利夫さん(福岡市、享年95)が集めた資料を、福岡市の九州大医学歴史館が公開している。東野さん...
空母を中心とした米海軍の艦隊が、本土上陸作戦をにらんで日本軍の航空基地や艦船を艦載機で攻撃。...
【佐伯】佐伯市本匠の本匠中(9人)で17日、平和授業があった。...
【大分】戦争関連の資料の保存に取り組む米スタンフォード大の上田薫・研究員兼学芸員が来日し、17日、大分市牧の県護国神社へ保管資料の調査に訪れた。...
おおいた演劇の会(清末典子会長)は8月10日午後3時半から、大分市府内町のトヨタカローラ大分祝祭の広場で朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」を上演する。...
原爆犠牲者を追悼する「ノーモアヒバクシャ大分の集い」が15日、大分市金池南のJCOMホルトホール大分であった。県原爆被害者団体協議会(県被団協)が主催。約120人が来場し、広島原爆の被爆証言を聞いた。...
<別府市 飯田哲朗さん> 真夜中の県都に2万発の焼夷(しょうい)弾が降り注いだ。太平洋戦争末期の1945年7月17日未明にあった大分大空襲。中学3年だった飯田哲朗さん(94)=別府市山の手町=は、現在の大分市都町で爆撃に見舞われた。「経...
空襲体験者の証言を本紙連載企画「大分の空襲」(1973年8~9月)から再掲します。 <大分市府内町 木村ハズさん> 七月十六日の夜半、空襲警報と同時に夫は警防団員として荷場町小学校に出動しました。予感というのか「今夜あたりどうも...
太平洋戦争末期の1945年7月17日、大分市は米大型爆撃機B29による大規模な焼夷(しょうい)弾攻撃を受けた。午前0時過ぎから1時間20分に及ぶ爆撃で、市中心部が焦土と化した。 B29は約2500キロ離れたサイパン島から飛来。計124...
空襲の被害は広範囲に及んだ。特に現在の中央通りの西側にある中央町や都町は多数の焼夷(しょうい)弾が落ち、密集する木造建築物が焼き払われた。 米軍は、現在の国道197号と中央通りが交わる昭和通り交差点を「爆撃中心点」に設定。消火不能な大...
【大分】大分市牧の県護国神社は24日から、境内の史料館「寄須処(よすが)」で、旧日本海軍の戦闘機「ゼロ戦」のエンジンとプロペラを公開する。戦後80年の特別展示で、終戦の日にまつわる資料も併せて紹介する。...
【宇佐】宇佐市上田の市民図書館2階の渡綱記念ギャラリーで、戦後80年の企画展「雑誌『主婦之友』目次から見る戦時下」が開かれている。11日まで。...
戦争反対を訴える市民団体「赤とんぼの会」が、8月15日の終戦の日に合わせて大分合同新聞など4紙に意見広告を出す。今回のテーマは「『あの時は、まだ平和だった』と後悔しないために憲法九条を世界へ」。...
原爆の被爆者を追悼する「ノーモアヒバクシャ大分の集い」が15日午後4時半から、大分市金池南のJCOMホルトホール大分である。...
【東京支社】大分ゆかりの前衛芸術家で作家の赤瀬川原平(1937~2014年)らの戦争体験を投影した作品を集めた「戦後80年 1945年の記憶」展が18日まで、東京・銀座のギャラリー58で開かれている。エッセーの直筆原稿や雑誌に掲載されたペ...
【大分】太平洋戦争の終結を告げる玉音放送の後、大分海軍航空基地から出撃した「最後の特攻」。死亡した隊員の親族で、隊員に関する著書もある道脇紗知さん(46)=福島県いわき市=が6月28日、基地のあった大分市を訪れた。...
臼杵町(現臼杵市)の平清水地区から門前地区にかけて、未明に焼夷(しょうい)弾が投下された。...
【国東】国東市国東町安国寺の「弥生のムラ・市歴史体験学習館」で28日から、企画展「重光葵(まもる)と国東―平和への道―」が開かれる。重光は戦中・戦後にかけて外務大臣を務めた政治家。...
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