2億5千万人以上が感染しているとされる、寄生虫による熱帯病「住血吸虫症」。らん藻類の一種「スピルリナ」をマンソン住血吸虫の中間宿主である巻き貝に与えたところ、幼虫の排出が大幅に減少することを発見した。...
大分大の減災・復興デザイン教育研究センターに所属し、災害時の避難などをテーマに研究している。昨年1月の能登半島地震では発生3カ月後から石川県に入り、みなし仮設住宅に入居した被災者を訪問。...
2015年、33歳で初当選し、現在3期目。4月末の臨時議会で議長に選ばれ、目指す理想型として政策提言をする議会を挙げる。「町が立案する施策をしっかり審査し、町民の暮らしとの間にある差をなくすのが議員の役割。...
「地元大分の力になりたい」と今春、9年勤めた林野庁を退官し、日田市で森林コンサルタント会社を立ち上げた。森林と教育を掛け合わせた事業を展開。...
「小学生の甲子園」とも呼ばれる学童軟式野球最大の全国大会(8月・新潟)に大分県代表として臨む。県予選を粘り強く勝ち抜き、うれしい初優勝。「どこまで通用するか試したい。一番は全員で楽しむこと」と目を細める。...
昨年設立60周年を迎えた県美術協会。1993年に同協会の事務局員として携わり、2013年から12年間事務局長を務め、会長に就任した。「協会は、自分の表現に立ち向かう意欲を与えてくれる場。...
島の活性化に向け、協議会が発足して1年がたった。初代会長は「イベントや祭りなど、50、60代の協力もあってやっていけている。難しい点もある。それでも住んでいる人が喜んでくれる島づくりに励むだけ」と前を向く。...
舞台の上では歌声や、しの笛、太鼓など、美しい音を響かせるプレーヤー。スタッフとして衣装やヘアメークに携わる。6月に先代座長の西亜里沙さんからバトンを渡され、36人のメンバーをまとめることになった。...
大分市宮尾でピーマンやカボス、白ネギなどの栽培をする「黒木ファーム」。出荷できない規格外のピーマンが毎年約1トンあることから3年前に「ピーマン糀(こうじ) ぴり辛醤油(しょうゆ)」を開発した。...
別府市教委が別府中央小に配置する市内唯一の日本語指導員として、さまざまな国にルーツを持つ児童に読み書きなどを教える。「日本語だけでなく、その子が持つ包括的な言語能力に目を向けている。...
有名観光地・由布院を抱える管内は大分県内外から多くの人が訪れる交通の要所でもある。重大事故を防ぐため、マナー向上の呼びかけや悪質な運転の取り締まりに力を入れる。...
アユをはじめとする川魚は、水郷日田を訪れる観光客や釣り人らを楽しませ、日田市の産業に欠かせない役割を担う。稚魚の放流事業などに取り組み、貴重な水産資源の維持、管理に努めている。...
5月の臨時市議会で就任した。「目標は住民福祉の向上。そのためには議会がまとまり、市民の声をどれだけ拾い上げるか、どう反映させるかが大切」と強調する。...
由布市湯布院町湯平温泉街の玄関口にある「湯の平あんこーる商店」。週末は予約制のカフェとなり、カンボジア出身の夫ティエロさん(43)がフォーやカレーなどを振る舞う。音楽、落語などイベント会場としてにぎわうことも。...
神楽女湖(かぐらめこ)の「しょうぶ園」は今季も80種約1万5千株のハナショウブで彩られた。約6千平方メートルの敷地に大量の土砂が流れ込んだ昨夏の台風被害を乗り越え、訪れた人を楽しませている。...
県内では近年、豪雨災害が相次ぎ、近い将来には南海トラフ巨大地震の発生が懸念される。...
多様で柔軟な教育の提供や業務量の増加などを背景に、教職員の長時間労働は全国的な課題となっている。教員給与特別措置法の改正で給与面の改善は一歩進んだものの、過重労働の解消など「根本的な解決には不十分。...
食とエンターテインメントの総合イベント「中津バル」を中津青年会議所、しもげ商工会青年部と協力し、25日に開く。...
初めて長洲神社葵祭りに参加したのは小2の頃。「祇園車(山車)の迫力や存在感に魅了された」。全盛期の昭和30年代には7台の山車が出ていたが、高齢化や若者の流出などで徐々に衰退。山車が減少していった。...
長唄は能や歌舞伎の音楽として発展し、三味線、唄で構成される日本の伝統音楽。13歳の時、松永派七世芳村孝次郎から「孝次女」の名を受け、16歳から指導者となった。現在は大分市と東京都狛江市を行き来し、23人に教える。...
名字のルーツは中津市牛神町。父母は同市の出身だが、自身は父親の仕事の関係で少年時代を福岡県や千葉県で過ごし、鹿児島県のラ・サール高から早稲田大商学部に進んだ。...
5月の総会で大分県美術協会書道部の会長に就任した。かつては千人超だった書道部の会員数も高齢化、少子化などで現在は913人に減少。「若い人たちを引きつける魅力の伝え方、古きを重んじ、それにどう新しさを融合させるかが課題。...
金の貸し借りや家庭内トラブルといった悩みを受け付け、弁護士らにつなぐ公的機関「日本司法支援センター」(法テラス)。今春に大阪市の事務所から大分に移り、スタッフ6人を率いる。...
管轄する国東市と姫島村は高齢化が進む。お年寄りを狙った特殊詐欺事件は後を絶たず、加齢に伴う運動機能の低下で運転操作を誤ったとみられる交通事故なども起きている。...
35周年を記念した大会を5~6月に開催。保護者やOBにも実行委員になってもらい、県内外から親交のある24チームが集まった。別府ボーイズは準決勝で敗れたものの、「大会に向けて一生懸命、練習を積んだ。...
5月の臨時議会で議長に選ばれた。「分かりやすく、活動が見える議会にしたい。子どもを含めた幅広い市民と意見交換を重ね、市に政策を提言していく」と力を込める。 市議は5期目。...
春の人事異動で県警本部の鑑識課長から着任した。豊後高田署での勤務は初めて。「行政と民間との距離が近く、顔が見える関係でさまざまな取り組みができる。...
「炎舞山扇」「ほのお舞う、山の扇」―朱色の文字が燃え盛る炎のように躍動している。夜のとばりに野焼きの炎が浮かび上がり、実家近くを流れる春木川の水面を赤く染めた。...
不登校や家庭の事情などで義務教育の期間中に十分に学ぶことができなかった人のために、学び直しの場を提供する夜間中学。...
「中津祇園の初日に盛大に花火を打ち上げ、にぎわいにつなげたい」。中津商工会議所が中心となった実行委員会が主催する中津祇園市民花火大会が7月25日に開かれる。運営費を集める協賛金募集部会長を2年連続で務めている。...
21日付の紙面はこちら