16日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落し、前日終値からの下げ幅は一時700円を超え、節目の5万円を割り込んだ。前日の米国市場で主要な株価指数が下落した流れを引き継ぎ、株価水準の高い半導体関連銘柄に売り注文が出て相場全体を押し下げた。
午前終値は前日終値比644円55銭安の4万9523円56銭。東証株価指数(TOPIX)は45・35ポイント安の3386・12。
前日の米国市場では米雇用統計の発表を控え、持ち高調整や利益確定の売り注文が出て、ハイテク株主体の株価指数が下落。この流れが波及し、東京市場でも半導体関連のソフトバンクグループや東京エレクトロンが売られた。
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