ラグビーW杯は大分県に何をもたらすのか。新しい時代を歩む大分の“これから”を追う年間企画「切り拓(ひら)け~おおいた新時代」。1次リーグ3試合と準々決勝2試合の計5試合を開催した「OITA」は海外から多くの観戦者が訪れ、大会期間中は熱狂に沸いた。W杯フィーバーの日々を各記者が記録し、長期連載では、世界的なスポーツイベントを地方都市で受け入れる意味と意義を考えた。
※大分合同新聞 朝刊1面・おおいた総合面 2019年1月1日~2019年11月29日掲載
赤と白。日本代表カラーのラガーシャツを着た国宝・臼杵石仏のレプリカ像がJR臼杵駅前(臼杵市海添)で乗降客を迎える。 ラグビーワールドカップ(W杯)大分開催と臼杵観光を盛り上げたい――。市民有志でつくる「フグビーうすき実行委員会」が4月...
「この料理は作れそう?」。日本語の会話に時折、スペイン語が交じる。 7月29日。大分市内の飲食店に集まった4人は、ニュージーランド(NZ)やウェールズ、ウルグアイなどラグビーワールドカップ(W杯)で来県する6チームの郷土料理が載った冊...
あと1カ月。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のキックオフが刻々と近づき、5試合がある県内もムードが高まりつつある。最大約20万人のファンが押し寄せる開催都市・大分市や、強豪4チームの公認キャンプを迎える別府市では市街地の飾り付けが本...
世界を迎える万端の準備を――。9月20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のキックオフが1カ月後に迫った。予選リーグ3試合と準々決勝2試合がある大分市横尾の昭和電工ドーム大分では、天然芝からハイブリッド(天然と人工の混合=H...
久住スポーツ研修センター(竹田市久住町)のグラウンドで、激しいタックルが繰り返された。 大分、別府、由布3市内の中学1~3年生41人が所属する。2001年に発足した大分市のラグビーチーム「NSぶんごRFC」は7月21日、1泊2日の夏合...
高揚感と一体感。キックオフが迫ると、サッカーJ1・大分トリニータの本拠地はいつも特有の雰囲気に包まれる。 7月13日夕の昭和電工ドーム大分(大分市横尾)。「席の場所が分かりますか?」。青いユニホーム姿のサポーターでごった返すスタジアム...
ラグビーワールドカップ(W杯)の開幕が間近に迫っている。5試合がある大分市で、外国人観光客への対応を学ぶセミナーや、バリアフリーの改善を要望する活動があった。 (山田志朗、渡辺美加) < 外国人対応セミナー > ◆大分市 ...
開幕まで1カ月を切ったラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向け、官民でつくる県推進委員会は24日、大分市のJR大分駅府内中央口広場で開幕前最後のPRイベントを開いた。...
大分県は県内の自然や歴史、食などの写真・動画データを海外のメディアや旅行会社に無償で提供する英語版ウェブサイトを立ち上げた。秋のラグビーワールドカップ(W杯)大分開催を契機に、欧米や大洋州向けの情報発信を強化して県内を訪れる外国人観光客の...
別府署と別府市旅館ホテル組合連合会は26日、外国人旅行者などの対応に関する協定を結んだ。物損事故の処理や迷子など一部の警察業務に対し、外国語対応ができる旅館ホテルの従業員が無償で通訳をサポートする。ラグビーワールドカップ(W杯)などで訪れ...
9月20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を盛り上げるため、開催都市の大分市は大会期間中、JR大分駅北側の祝祭の広場(府内町)にオリジナルの交流拠点「ファンゾーン」を設ける。期間は9月28日~10月23日の26日間。...
【四重奏】 ◇…10月のラグビーワールドカップ(W杯)大分開催を盛り上げようと、ローソンは27日から、包装にスクラムの絵をデザインしたおにぎり2種類を販売する。九州7県の全店舗で購入できる。各150円(税込み)。 ◇…大分青年会議所...
大分政経懇話会8月合同例会が28日、大分市のトキハ会館であり、スポーツコメンテーターでNPO法人スクラム釜石キャプテンの松尾雄治氏が「ラグビー・ワールドカップの見どころ」と題して講演した。...
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に臨む日本代表に文理大付高出身の具智元(25)=ホンダ、由布高出身の木津悠輔(23)=トヨタ自動車=が名を連ねた。共にスクラムの要となる右PR(プロップ)。互いを「尊敬できるライバル」と評する2人の若...
県は夜間の観光消費額アップを目的にした「ナイトタイムエコノミー活性化事業」に取り組む。訪日外国人客が増える秋のラグビーワールドカップ(W杯)大分開催期間中、夜も営業する別府市鉄輪の「地獄」とJR別府駅、由布市湯布院町を結ぶ送迎バス2路線を...
シーツやタオル、テーブルクロスなどの貸し出し・管理をするリネンサプライ市場が好調だ。大分県内でもラグビーワールドカップ(W杯)などの開催に伴うホテル建設の増加により、ホテルリネンの需要が拡大。受注が大幅に増え、売り上げが伸びている一方で、...
20日に開幕するラグビーW杯日本大会に備え、観戦客らをもてなす大分市民ボランティアの最後の研修会「キックオフミーティング」が1日、同市の旧荷揚町小体育館であった。着用する紺色のユニホームや帽子などを受け取り、活動内容の最終チェックをした。...
ラグビーワールドカップ(W杯)開幕(20日)まで半月余りに迫り、公認キャンプ地の別府市では大会を盛り上げようと、準備が着々と進んでいる。伝統工芸の別府竹細工で作るラグビーボール形のモニュメント制作が進行。玄関口のJR別府駅はW杯仕様に衣替...
20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、オフィシャルスポ0ンサーのキヤノン(東京)は大分開催の4試合に県内の高校生計400人を無料で招く。...
20日に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)を盛り上げようと、大分市府内町のサンサン通り商店街振興組合は2日、大分開催の試合に出場する6カ国・地域の国旗などをあしらったのぼり30本を通りに設置した。...
日本開催の2019年ラグビーワールドカップ(W杯)がいよいよ20日、東京スタジアム(東京・調布市)で催される「日本―ロシア」の開幕戦で始まる。11月2日までの期間中、国内12会場(全48試合)で開かれ、県内でも大分市の昭和電工ドーム大分で...
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕を前に、日本ラグビー協会の森重隆会長が4日、県庁を訪れ、広瀬勝貞知事に就任あいさつをするとともに、ラグビー談議に花を咲かせた。...
旅客船の乗組員らを対象にしたバリアフリー講習会が4日、大分市生石の大分港フェリーターミナルであった。...
ラグビーワールドカップ(W杯)大分開催を前に、県警がすり対策に乗り出した。県内は人混みが少ないため、年間2、3件程度の認知件数にとどまるが、W杯期間中は試合会場やファンゾーンで観衆が狙われる恐れがある。外国人犯罪グループの来県も想定し、専...
20日開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に向け、芝を張り替えている大分市の昭和電工ドーム大分で、大分県は4日、人工繊維に天然芝を絡めて強度を高めたハイブリッド(HB)芝の敷設工事を報道陣に公開した。...
ラグビーワールドカップ2019組織委員会 御手洗冨士夫会長(83) ――大会のキックオフが近づいた。今の心境は。 準備は非常に順調に進んでいる。国や地方自治体、経済界などが「オールジャパン」で成功に向けて熱心に取り組んできた...
御手洗冨士夫さん 楕円(だえん)球の魅力、開幕まで1年を切った東京五輪、古里・大分への思い……。 経済界とラグビー界を引っ張る大分育ちの重鎮は「W杯後」の未来を熱く語った。 ――ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は開催期間...
ラグビーW杯日本大会を楽しんでもらうため、三菱地所(東京都)は県内全ての小学校などにラグビーボール計300個を贈る。...
今月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)で来県する外国人観光客に安心してタクシーを利用してもらうため、ドライバーとの意思疎通を手助けする冊子ができた。県が県タクシー協会と協力して製作。英語や韓国語など4言語に対応しており、指さしで目的地の...
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