国際的なピアノコンクールを舞台にした小説「蜜蜂と遠雷」を自身が続けてきたピアノとの歩みに重ね合わせ、「十年間の備忘録」と題して書いた。...
APUが本年度導入した制度で、高校生と在校生にそれぞれ特命副学長各1人、サミットメンバー各4人を任命した。在校生としてこれからの大学像、教育の未来像を提言する。「教育の変革は私たちの未来を変えることにつながる。...
大分市青崎地区に広がる「舞子浜緑地」。2018年におおざい地域振興協同組合、大在商工青年部などと「大在地域振興計画検討会議」を設け、完成から40年以上経過した緩衝緑地帯の再生に取り組む。...
佐賀国スポの馬術成年女子ダービーで、野上真生選手(日本製鉄九州製鉄所大分地区)の優勝を監督として見届けた。「高校生の時から毎日、馬のお世話を頑張っていた。一緒に切磋琢磨(せっさたくま)した」と成長ぶりに目を細める。...
農村で集い、学ぶをテーマに2015年、地元の仲間と「農縁サミット」を始めた。農業者による講演会やワークショップを通して生産者と消費者が交流するイベント。...
今年4月の総会で6代目会長に就任した。音楽や芸術をたしなむ市民約200人が活動。半世紀以上の歴史を誇り、津久見市内では比較的大きな団体として存在感を示す。「それでも在籍者は最盛期の4分の1まで減った。...
親亡き後も重度心身障害者が生活できるグループホーム(GH)を来春、別府市扇山に開設する。運営する社会福祉法人「たけのこ」の理事長を2023年まで務め、現在はGHの設立準備委員長。...
法律のプロとして人々の権利を守る弁護士。「気軽に頼ってもらえるように、無料相談会などの場を大切にしたい」。会員約160人から今春の総会で選出され、会長に就いた。任期は1年。...
受賞作「リミナル」は「境界」という意味。11年前に父を、昨年は母を亡くし、「寂しいが、毎日思うことでより身近に感じ、あの世とこの世の境目はそんなにないのではと考えるようになった」。...
「地域資源や魅力をかけ合わせ、新たな価値やつながりを生みたい」。臼杵市地域おこし協力隊員として、緑豊かな飯田高原(九重町)で、臼杵の海の幸を味わいながら交流を深めるイベントを企画した。...
ホタルをテーマに地域に根ざした活動を推進する中津南高耶馬渓校(中津市耶馬渓町)で、飼育や研究に取り組む生徒を指導している。担当して通算13年目。...
1960年代に米国で提唱された「ウェルネス」は、より良く生きようとする生活態度を指す。健康や美容への関心の高まりを背景に、近年はさまざまな分野で耳にする言葉となった。...
大分市教委が発掘調査を続けている大友氏館跡(同市顕徳町)で7月、国内2例目となるキリスト教の護符「ベロニカのメダイ」が出土した。...
献血は40代までの世代の協力者が少なく、将来的に病気やけがの治療に使う血が足りなくなる可能性がある。県薬務室は、若年層が献血について知る機会をつくろうと、県内の高校にバスを派遣する献血体験をしている。...
大分市工業連合会青年部会などが毎年開いている「OITAものづくり展」。今年は実際のものづくりの現場を見てもらおうと26、27日、同市の下郡工業団地を会場に初めて開催する。...
1月の能登半島地震では2回にわたり被災地を訪れ、避難所の支援に携わった。大分と同様に山間部の多い地域で、建物の倒壊やインフラの復旧が遅れている現状を目の当たりにした。「避難されている方は不安げな様子だった。...
9月に開催された女子ゴルフのメジャー大会、日本女子オープン選手権に部員の平畑佳子(3年)が出場。決勝ラウンド進出はならなかったが、「プロに囲まれた厳しい大会で戦ったことに胸を張ってほしい」とねぎらう。...
中小企業の経理記帳代行サービス「ThinkLedge(シンクレッジ)」を展開する。就労継続支援事業所で働く人が企業から郵送されたレシートなどをスキャンし画像データ化する作業を担う。...
受賞作は別府市内成の棚田で、男女が苗を手植えしている場面。機械を使わない、貴重な情景を狙った。タイトルは「夫唱婦随」だが、「知り合いのおばあちゃんを撮っていたら、見知らぬ男の人が現れた。...
認定医療法人制度は、出資持ち分ありの医療法人が持ち分なし医療法人へ移行する際に税制優遇を受けられる制度。期限が2026年末に迫っているが、制度の活用は進んでいないという。...
瀬戸内海に面する地域で活動する人たちの連携を深める目的のイベント「ブラスト瀬戸内」。11月29日に大分市内で前夜祭があり、同30日に本番が別府市公会堂で開かれる。...
全盛期には100人近くいた会員は時代の流れで減少傾向が続く。仲間と入会の呼びかけに奔走し、1月の30人から9月末には36人になった。 「新規会員から現会員が刺激を受け、成長につながる。...
国内外の航空路線の誘致やホーバークラフト就航のほか、鉄道、バス、離島航路といった地域住民の暮らしに欠かせない地域交通網の維持など担当は幅広い。...
6月、シングルマザーらでつくる県母子寡婦福祉連合会の会名が「県ひとり親家庭福祉連合会」に変わり、理事長に就いた。近年は父子家庭も増え、「性別に縛られない平易な会名にした。...
家族と暮らす中津市本耶馬渓町曽木の自宅からは、中津ゆかりの福沢諭吉が景観を守った名勝「競秀峰」を望む。青の洞門の上部に奇岩群が連なる景勝地は、諭吉が私財を投じて土地を買い上げたことで当時の姿を今にとどめる。...
日本肢体不自由者卓球協会(東京)は東京パラリンピック後、選手の底辺拡大とレベル向上を目指し、ジュニア世代の育成拠点を全国4カ所に設けた。杵築市はその一つ。...
「豊肥地区を盛り上げたい」。吹奏楽団たけたウインドアンサンブルは9月下旬、竹田市で400人近い観客を前に賛助団員を含め約40人で11曲を披露した。...
AIG損害保険(東京都)が毎年夏休みに全国の高校生計20人を米国に「高校生外交官」として約2週間派遣するプログラムに、県内から唯一参加した。 国際通貨基金(IMF)や世界銀行を訪ね、職員と交流を深めた。...
「県外の若者や住民を巻き込みながら沿線地域を盛り上げたい」。JR日田彦山線がバス高速輸送システム(BRT)「ひこぼしライン」で復旧し、8月で1年となった。...
ミュージシャンで作家の辻仁成の詩から題材を得た作品で受賞。「風の囁(ささや)き」という言葉に風同士が会話するイメージが湧き、「きれいじゃなくてもいい、生き生きとした線を書こうと心がけた」。...
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