左奥:ハイカウント、エリアスで開発された日田杉を使ったプロダクト商品 中央:佐藤美樹子さんがつくった、竹のアクセサリー。コタケで販売している 右:ファブラボ大分とジェイ・パックで共同開発したメモ帳とノート
佐々木 ハピカムでもつながりがテーマになっていました。それぞれ、コラボレーションをされたことはありますか。
仙崎 縫製できる木の布があるんですが、それを見たお客さんが、下の部分が竹で上の部分が木の布というバッグをオーダーメイドで作っていました。これまでの常識を覆すようなアイデアを一般消費者が持っていることもあります。
佐々木 アクセサリーの場合はどうですか。
佐藤美 ロットとかの問題があって、個人の工房だと難しい場合があります。
金谷 以前、数社が連携して別府工芸の展示をしていたのを見ました。同業社が集まって展示するのは、他の産地ではけっこう珍しいことで、別府にはそういった土壌があるんだなと感心しました。
(会場) 音楽の企画をしています。88歳なので、きっとこの中で一番年上じゃないかしら。いくつかアイデアを出したいのですが、竹のブローチにボタンを合わせるとかどうですか。箱なら、手元に残しておきたい箱をつくってみては。音楽のコンサートでも、思い切ったコラボをするには、人間関係をうまく持っていけば成功できます。皆さん、地道にされているのできっと成功されると思います。