人生で一回きりだが、北アルプスの表銀座を縦走した。十数年前に長野・安曇野の中房(なかぶさ)温泉から燕岳(つばくろだけ)、大天井岳(おてんしょうだけ)を経て、槍ケ岳に登頂した。...
月世界での戦争や宇宙人―。世界初のSFは古代ギリシャで書かれた小説『本当の話』だという。日本最古は『竹取物語』とされる。月からの使者がかぐや姫を迎えに来る。...
メンツを懸けた「法務省VS自民党」の攻防は、外野からは「官僚VS永田町」もしくは「検察VS弁護士議員」のタタカイに見えた。再審制度見直し法案はきょうの閣議決定を経て、今国会に提出される▼冤罪(えんざい)をどう防ぐか。...
月日に関守(せきもり)なし、とは瞬く間に時が流れ去ることの意である。まさに烏兎(うと)匆々(そうそう)。あれから20年だ▼2006(平成18)年のきょう、ゆめタウン別府の進出を争点に別府市長選が告示された。...
投票用紙に候補者の「通称」を書いた場合は有効か無効か。つまり、その人を想起させる「まんじゅうや」「だんごさん」の記載は是か非か▼茨城県神栖(かみす)市長選が再びクローズアップされている。...
大型連休に磐越道(福島県)で起きた部活動のマイクロバス死亡事故を見聞(けんぶん)して、記憶の向こうから「二つの悲報」が瞭然とよみがえった大分県民もいたのではないか▼忘れもしない。一つは2009年7月11日だ。...
ごくたまに、寒天を無性に食べたくなる。いわゆる“おふくろの味”かもしれない。幼い頃におやつとして作ってもらった記憶と一緒に思い出す▼粉寒天も重宝されているようだが、思い浮かべるのは角張った棒寒天。...
『仰臥漫録(ぎょうがまんろく)』は正岡子規が病床で書きつけた日記。早吸(はやすい)の瀬戸を隔てた対岸、四国の松山に生まれた。毎日の食事がきちょうめんに記されている。...
物まねタレントの清水ミチコさん(66)がピアノを奏でながら『ホルムズ海峡冬景色』という替え歌を披露したのは、大型連休前の全国ツアー千秋楽だった▼原曲は演歌歌手石川さゆりの『津軽海峡・冬景色』なのは言うまでもない。...
あれよあれよと大型連休も終わったので、ちょいとマジメな話をしよう。そう、東九州新幹線である▼北九州―鹿児島間(日豊線ルート)に路線を通した場合の経済波及効果を、お隣・福岡県が先週発表した。...
きょうの本紙は、大分県内の各地に咲いた笑顔がぎゅーっと濃縮されている。ゴールデンウイーク(GW)のにぎわいを伝える紙面をめくって、さて、あなたの胸中はいかがであろう▼活況のイベント風景に「へぇ」と共感したか。...
お母さんのコロッケはどうしてこんなにおいしいの? 他界した息子がまだ幼い頃、別府市の阿南照美さん(95)は聞かれたそうだ▼今年の元日付の本紙『読者の声』欄にエピソードが載った。「ビタミン愛」が入っているからよ。...
米IT大手のグーグルに「レンズ検索」という機能がある。例えばスマホのカメラに調べたい物をかざすと、それが何かをAI(人工知能)が教えてくれる▼そのCMに、ハリウッドでも活躍する俳優渡辺謙(66)が出演している。...
ちらほら話題を目にする人工ダイヤモンド。...
「可能性って無限大だな」。2月のミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート・ペアで世界の頂点に立った三浦璃来さん(24)がつぶやいた。...
17年前も金曜日だった。カレンダーの曜日配列は今年と同じで、翌日からゴールデンウイーク本番の5連休が始まろうとしていた▼からりとした五月晴れであった。気象庁によると最高気温は平年より7度ほど高く、大分市は24度を超えた。...
新緑がまばゆい季節になった。風が淡く薫り始めた中で、私たちに「春」をくれた卯月(うづき)が去ろうとしている。...
「はしかにかかったよう」とは、一時的に激しく熱中する様を表す慣用句。はしか=麻疹ともいう。日本では約50年前から予防接種が行われ、2015年にWHOから排除状態との認定を受けていた。...
あすは「昭和の日」と聞いて、まあ1日早いけれども折角(せっかく)なので昭和の余話を一つ。...
じっくり深く考える。論語にある「三思(さんし)九思(きゅうし)」のように、何度も声に出して読み解きたい一編の詩がある。...
さびた観覧車が今も立っている。一度も客を乗せないまま。ウクライナ北部の街にできた遊園地は1986年5月1日に開園する予定だったが、永遠に放棄された。直前の4月26日にチョルノービリ(チェルノブイリ)原発事故が発生。...
迷って購入した4月からの卓上日誌。初めて3年使用タイプを選んだ。2026~28年度の同じ日付のメモ欄が縦に並ぶ。...
2019年に亡くなった元アイドルの松本ちえこさん(享年60)は、古き良き1970年代に活躍した。ヒット曲『恋人試験』で彼女は歌った。私のいいところはどこ?と▼サビにある。...
「君が代」を正式に国歌に定めた国旗国歌法は1999年に成立した。法制化を巡っては激しい論争もあり、受け止め方は世代や立場によって違うかもしれない。...
いにしえからの原野がそのまま残る約5千ヘクタールの大地は、これからまばゆいほどに若葉が一斉に芽ぐむ。...
「日本人やけん仕方ない」と思うか、「ちょっと何だかキショク悪い」と感じるか。...
1993年公開の映画『学校』(山田洋次監督)は、厚情の熱血教諭を演じた故西田敏行さんのはまり役だった。東京・下町の夜間中学が舞台だ。...
〈立ち上がれ 祖国の子どもたちよ 栄光の日はきた 圧政に抵抗するわれらのもとに 血まみれの旗がひるがえる〉。...
「ゆでガエルの法則」というものがある。水がだんだん温まってもカエルは気づかず、ゆだって死ぬ。緩やかな変化を楽観視するなという、ビジネス現場でよく使われる警句だ。...
その瞬間、セピア色の残像がよみがえる。「匂いは記憶にひも付いている」――時事芸人として活躍するプチ鹿島さん(55)は、先月のラジオ番組で無名時代の思い出に触れた▼20~30代の頃である。...
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