吉本新喜劇の舞台で、座員の女性漫才師が居直って叫んだ言葉がある。...
「10年」という空漠(くうばく)な2文字で総括したくはない。流れ去った日々の遅速(ちそく)をどう感じるかは人それぞれであろう。熊本・大分地震の本震からあすで3652日がたつ▼2016年4月16日午前1時25分である。...
20年ほど前、観光低迷にあえぐ別府市で宿泊客にアンケートを取ったことがある。消沈する湯の街の難点を可視化するのが狙いだった▼大勢の旅行者が泉都の「弊」をクサした。...
地域で愛される景勝地は今も昔も変わらないようだ。...
「苦労キャンセル界隈(かいわい)」という言葉が注目されている。退職の意思を本人の代わりに会社に伝える「退職代行」という新しいサービスも定着。論文執筆や資料収集はAI任せ。面倒は省き、ヨダキイ作業は避ける。...
どうすれば、そのようにオトナの胸を熱くできるのか。どのように育てれば、あのような「才」を引き出せるのか▼天海祐希、鈴木亮平、竹内涼真、星野源、反町隆史……。過去に共演した名だたる役者たちをして「あの子はすごい。...
大分市佐賀関の早吸日女(はやすひめ)神社は「タコ神社」の別称で知られる。...
とり天発祥の店とされるレストラン東洋軒(別府市石垣東)が創業100周年を迎えた、と4日付の記事にあった。とあらば、大分県民のソウルフードを論じないワケにはいかぬ。駄文を許されたい▼なぜ、とり天は皆に愛されるのか。...
その動画を教材に道徳の授業をしたら、さてどんな意見が出るだろう。受け止めは子も大人も三者三様、十人十色、百人百様かもしれない▼大分県教委は先週からSNSで「#先生っていいやん」というショートアニメの配信を始めた。...
通勤電車のつり革につかまっていると、目の前の座席で女性が足をもぞもぞさせ始めた。折り目の付いた黒いパンツスーツに白シャツ。新社会人と分かった。先週末のことである▼年度替わりの車両はそれらしき若者が目に付く。...
月を見上げながら夜道を走った。「あそこに行く飛行士を選ぶプロセスに今の自分はいる」。JAXAの宇宙飛行士候補者に選ばれた諏訪理(まこと)さんは思ったという。JAXAホームページの当時の記者会見で話している。...
「いちご白書」はフォークソングでよく知られている。...
咲いた? よおし、ここは一丁、地元紙の意気を大分県民にどーんと見せちゃろう。写真をどーんち載っけようえ▼そんな磊落(らいらく)な大分魂をもってして、小紙が「さくら新聞」を始めたのは確か10年前だったと記憶する。...
心理学にメラビアンの法則というのがあるらしい。言葉を発する際、相手に与える影響のおよそ4割は「聴覚情報」が占めるという▼つまり大事なのは何を伝えるか、ではなく、どう伝えるか。...
SNSに「詠み人m」なる人物が現代短歌を投稿したのは、サクラのつぼみがぷっくり膨らみを増した3月半ばである。...
3月も終わり。明日から新たな一歩を踏み出す人も多いのでは? 本紙は紙面リフレッシュの一環で、いくつかのコーナーが幕を閉じる。その一つが「灯(ともしび)」である▼そのルーツは夕刊コラム。...
中央アフリカのルワンダは、わりと耳になじみがあるのではないか。愛好家が多いコーヒーの世界なら高品質の豆の産地として。...
ネッシーはいるのか。未確認生物の代表。スコットランドのネス湖では今も調査が続く。2023年には半世紀ぶりの大規模捜索が行われ、世界中から200人が集まったが見つからなかった。...
春の新作コスメは見ているだけで心が浮き立つ。「桜のハミング」「ポピーガーデン」「口染めライチの甘い罠」―これらは全てリップの色を示す。...
年度末の風物詩。県や市町村の人事異動は新聞にも載る。職業人としてのキャリアはおおむね35~40年が節目だろうか。いちサラリーマンとして自らを顧みれば、その節目はごく近い将来のこと▼健康を保てば人生100年が現実味を帯びる。...
周りは草っ原で人通りのない道路。自転車を持ち込んで練習をしていると、若い巡査が現れて「道路で自転車の稽古をしてはならん」と注意する。...
春は変身願望が高まる。服装が軽やかになるとともに明るい色使いを取り入れたくなる。薄着になるので体形も気になり、「今年こそダイエット」と誓う。何度目か。卒業、入学、就職、異動…。...
ずるずる日延べしていた墓掃除だったが、お彼岸のうちになんとか間に合わせた。雨が少なかったせいだろう。墓石の目地や通路脇の雑草はいつもより根がこわい。むしり取る指先に力が要った▼雨が降り出す前にと、夫婦で始めた作業。...
断捨離すると部屋が片付きスッキリする。なんかゆとりができたような気もする。一方で、また必要になって買い直したり、「あれ、どこにやったっけ」と捜し回ったりするはめになることも。...
酒がご法度の江戸。番屋で役人が取り締まる。進物のカステラを装って侍屋敷に酒を持ち込もうと酒屋がたくらむが、役人に「中身を改める。控えておれ」と飲み干されてしまう。...
米国人は「パワー」という言葉が好きだという。効率的に商談や意思決定を進める「パワーランチ」なる昼食会は、米国発祥のビジネス習慣。...
〈春は眠くなる。猫は鼠(ねずみ)を捕る事を忘れ、人間は借金のある事を忘れる〉。夏目漱石『草枕』にある。春眠暁を覚えずとも言う。とかく春は眠気を誘うものらしい▼眠いだけならともかく、ダルさが続き集中力を欠くことも。...
米、「過剰生産」に制裁検討―。数日前の他紙でこんな見出しに出くわした。令和の米騒動以来、迷走する農政。いったん打ち出した増産への方針転換から、減反政策へと先祖返り。...
「どこが非戦闘地域で、どこが戦闘地域か、私に聞かれたって分かるわけがない」。2003年、イラク戦争を始めた米国の要請で自衛隊を派遣したのは翌年。...
カーディガンは、その柔らかな着心地に似合わず、軍事由来の衣料品だ。...
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