高市早苗首相の所信表明演説に対する代表質問が衆参両院で行われた。自民党と日本維新の会の連立による高市政権の発足後、初の国会論戦だ。 報道機関の世論調査で、首相が率いる内閣の支持率は軒並み高水準を記録した。だが、「政治とカネ」問題に根ざ...
高市早苗首相とトランプ米大統領の初めての首脳会談を彩ったのは、日米関税合意で約束した巨額の対米投資だった。 米政府が日本に対する相互関税や自動車の関税率を15%に抑える代わりに、日本側は5500億ドル(約83兆円)に上る投資や融資、債...
ガソリン税暫定税率の年内廃止で与野党6党が正式合意した。物価高対策がようやく実現することは評価したいが、財源問題の決着を先送りしたことは看過できない。 財源は、企業に研究開発や賃上げを促す減税措置などの見直しを検討するという。だが年末...
高市早苗首相は初の所信表明演説で「日本列島を強く豊かにしていく」と、強い日本の再生へ意欲を見せた。日本は焼け野原から早期に復興を果たし、国際社会に復帰した。現代に漂う閉塞感を打破する鍵はどこにあるか。戦後80年を機に、「再生」へ導いた原動...
米中首脳会談が韓国で行われ、中国が発表していたレアアース(希土類)についての新たな輸出規制を1年間停止する一方、米国は対中追加関税を10%引き下げることで基本的に折り合った。 10月に入って再燃していた貿易を巡る対立激化をひとまず回避...
相次ぐサイバー攻撃が社会の安全を脅かしている。飲料大手のアサヒグループホールディングスに続き、通販大手のアスクルが被害に遭った。共に商品の受注や出荷が停止し、幅広い分野に影響が出ている。大分県内でも3月末、トキハグループ(大分市)が攻撃を...
斜面に幾重にも連なる水田、先人が築いた石積み、どこか風雅で心が和む美観。瑞穂の国の原風景を、どのように守っていくべきなのか。 「第30回全国棚田(千枚田)サミットin別府」があすから2日間の日程で、別府市のビーコンプラザなどで開かれる...
政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係に光は当たるのか。安倍晋三元首相銃撃事件の裁判員裁判が奈良地裁で始まった。 信者を母親に持つ山上徹也被告(45)は法廷で安倍氏殺害を認め、争点は量刑に絞られた。教団の活動実態や被告の成育...
高市早苗首相が、トランプ米大統領と初めて対面で会談し、「自由で開かれたインド太平洋」構想に基づく同盟強化を確認した。首相は防衛費の増額を表明。両首脳は、7月の関税合意の際に約束した巨額の対米投資履行への文書に署名した。 日本を取り巻く...
現代の科学をもってしても「その日」を確実に予知することは難しいのだろう。私たちはどう判断すればいいのか。 政府の地震調査委員会が南海トラフ巨大地震の発生確率を見直した。「予測の不確実性」を鑑みて数値を変更したものの、依然として高い危険...
官民を問わず、あらゆる職場でカスタマーハラスメント(カスハラ)が深刻さを増している。スーパーなどの店員が暴言を吐かれたり、土下座を要求されたり。教員は保護者や地元住民から舞い込む過剰なクレームへの対応に追われ、自治体職員が交流サイト(SN...
中国共産党は第20期中央委員会第4回総会(4中総会)を開き、中期の経済目標としてハイテク分野の振興に重点を置く方針を示した。 中央委員会総会はほぼ年に1度開かれ、重要事項を決定する会議だ。長引く不動産不況を背景に落ち込む内需の喚起策や...
高市早苗首相が初の所信表明演説を行い、防衛力強化と積極財政を新政権の2本柱に掲げた。 トランプ米政権の「外圧」と、自民党の連立パートナーとなった日本維新の会の後押しでタカ派色が前面に出た。「平和の党」を掲げる公明党が連立を去って「右旋...
高市内閣が発足し、新たな与野党の枠組みで臨時国会の論戦が始まる。拮抗(きっこう)する勢力状況を踏まえ、熟議に基づく合意形成の在り方を示してほしい。 高市早苗首相は24日の衆参両院本会議で所信表明演説に臨む。各党代表質問を11月上旬に実...
一瞬の判断の遅れから取り返しのつかない事態を招く交通事故。大分県内の今年の交通事故による死者が既に昨年1年間の死者数を超えた。過去5年間で最速のペースで推移しており、これ以上の犠牲者を出さないよう歯止めをかける必要がある。 県警交通企...
自民党政治に対する国民の信頼は失われ、党勢は退潮している。民意を踏まえ、説明責任を果たす政権運営をしなければ、多党化時代に幅広い支持は得られないはずだ。与党入りした日本維新の会も同様の立場にいることを自覚する必要がある。 第104代首...
自民党と日本維新の会は連立政権の樹立に合意、きょう召集の臨時国会で高市早苗首相が誕生する。自民、公明両党の政権から自維連立へ、政治の風景が大きく変わる転換点だ。ただ、維新は閣僚を出さない閣外協力で、中長期的に政治の安定をもたらすのか不透明...
サイバー攻撃に遭ったアサヒグループホールディングスのシステム障害の影響が長期化している。9月末の発生以降、サプライチェーン(供給網)へのダメージも甚大で、店頭でビールや清涼飲料水の品薄が続いている。 サイバー攻撃を完全に防ぐことは不可...
村山富市元首相が101歳で死去した。アジアへの戦争責任を認め謝罪した「村山談話」など、反戦と平和を希求した功績は大きい。大分県民にとっては最後まで愛すべき庶民派の「トンちゃん」だった。冥福を祈りたい。 1924(大正13)年3月3日、...
実りの秋を迎えた。大分県が誇る山と海の幸を堪能し、さまざまな催しを通して自然の恩恵に感謝する2日間にしたい。 毎秋恒例の県農林水産祭「おおいたみのりフェスタ」があす18日から、別府市の別府公園で開かれる。 消費者と生産者の触れ合い...
来週召集の臨時国会を前に、立民の野田佳彦代表、日本維新の会の藤田文武共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表の野党3党首が会談した。 臨時国会では、自民総裁を退いた石破茂首相の後任を決める首相指名選挙が行われる。党首会談のテーマは、野党候...
刑務所から仮釈放された人や家庭裁判所の処分を受けた少年などの社会復帰を支援する保護司。民間ボランティアで無報酬ながら再犯を防ぐ“とりで”の役割を果たしてきた。しかし、その担い手不足と高齢化が全国的に深刻な状況に陥っている。 大分県内の...
会場を取り巻く大屋根リングを歩く人々の表情に笑顔があふれた。大阪・関西万博が閉幕した。来場者は終盤にかけ大きく伸び、2500万人を超えた。 開幕前には万博自体への批判や運営への懸念が強かったが、会期が進むにつれ、パビリオンでの展示やイ...
石破茂首相が戦後80年に合わせ、先の大戦を巡る所感を発表した。なぜ開戦を止められなかったかという首相自身の問題意識に根差した内容だ。 開戦当時、政治が軍事の優位に立つ「文民統制」は存在しなかったと言及。現在の文民統制の制度を政治の側が...
トランプ米大統領は、イスラエルとイスラム組織ハマスが、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡る和平計画の「第1段階」で合意したと発表した。イスラエル軍はガザの一部から補給部隊の撤収を開始、ハマスは近く人質全員の解放を始める。 戦闘開始から2...
公明党が自民党との連立政権の解消を決めた。保守色の強い高市早苗総裁の誕生に加え、派閥の裏金事件などへのけじめをつけられない自民と足並みをそろえるのは、平和・清潔・中道を看板に掲げる公明にとって、許容しがたいと決断したからにほかならない。 ...
今年のノーベル化学賞は「金属有機構造体(MOF)」という微細な隙間が無数にある材料を開発した北川進京都大特別教授とオーストラリア、米国の2氏に授与されることになった。 6日にノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった坂口志文大阪大特任教授...
太陽のように明るく希望を与え、彼・彼女らの成長を太陽の光のように支えたい――。名前に込められた「思い」は今もあせることなく、まばゆい輝きを放っている。 別府市内竈(うちかまど)の社会福祉法人「太陽の家」が創立60年を迎えた。 身体...
自民党の高市早苗総裁が新執行部の陣容を決め、始動した。派閥主導の流れが強まり裏金議員が復権するなど、旧態依然の印象が否めないのは残念だ。 党運営の要となる幹事長に麻生派の鈴木俊一前総務会長を起用。鈴木氏を推した麻生太郎元首相は副総裁に...
今年のノーベル生理学・医学賞は、過剰な免疫反応を抑える「末梢(まっしょう)性免疫寛容」に関する発見を成し遂げた、坂口志文大阪大特任教授と米国の2氏に授与されることが決まった。 日本人のノーベル賞受賞は昨年の平和賞を受けた日本原水爆被害...
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