第74回大分県高校総合体育大会は主日程の最終日を迎えた。サッカー男子で5年ぶりに頂点に立ち、優勝旗を手に喜びを爆発させる大分イレブン=1日、クラサスサッカー・ラグビー
第74回県高校総合体育大会は1日、県内各地で13競技があった。団体、学校対抗は登山(縦走)で竹田が男女そろって優勝した。弓道男子の国東、女子の日田、いずれも男子でバレーボールの大分工、ハンドボールの雄城台、サッカーの大分が王座を奪還。バレーボール女子の東九州龍谷、サッカー女子の柳ケ浦、ラグビーの東明、ハンドボール女子の大分、バスケットボール男子の柳ケ浦、女子の明豊、ボクシングの鶴崎工、水球の大分商がそれぞれ連覇を伸ばした。
主日程は終了。最終競技の馬術は7日に実施する。
サッカー男子は大分が5年ぶりの王座に就いた。昨年まで3大会連続で決勝に進みながら、あと一歩で苦杯をなめてきた「シルバーコレクター」をついに脱却。岡松克治監督は「何かが足りないからずっと2位だった。しんどい練習を乗り越えて優勝できて良かった」と目頭を熱くした。
準々決勝から3連戦で迎えた決勝。疲労を感じさせない縦横無尽な攻めで前半は圧倒し、21分にサイド攻撃のこぼれ球からMF後藤暖翔(3年)がゴール。後半は相手の反撃を粘り強くしのぎ、歓喜の瞬間を迎えた。
3年前に大分中で全国3位を経験したメンバーが主力の大半を占める。岡松監督は「実力で言えば県内で1番」と高く評価する選手たちに厳しい練習を課し、私生活でも規律の重要性を説いてきたという。
優れた技術に「戦う姿勢」を備えた「強い集団」へと変貌。仲間を鼓舞し続けたDF矢野晃也主将(同)は「個の力はある。チーム力を高めれば全国でも通用するという思いで取り組んできた。結果が出て良かった」とうなずいた。
潜在能力が高いだけに、インターハイでも上位進出への期待が懸かる。全国舞台に導くゴールを決めた後藤は「どんな相手にも立ち向かう気持ちで、良い結果を残したい」と覚悟をにじませた。
〈サッカー〉
(クラサスサッカー・ラグビー場)
【男子】▽決勝
大分1―0中津東
1―0
0―0
▽得点者【大】後藤
【女子】▽決勝
柳ケ浦3―0稲葉学園
1―0
2―0
▽得点者【柳】門馬、伊藤、神田
(男子の大分は5年ぶり14回目、女子の柳ケ浦は19年連続19回目の優勝。男子1位が全国、男子2位までと女子1位が九州大会へ)