JR日田駅前に集結し、ちょうちんに明かりを入れた山鉾=19日夜、日田市元町
日田市の日田祇園の魅力を伝える「集団顔見世(かおみせ)」が19日、同市元町のJR日田駅前広場であった。市内9町の山鉾(やまぼこ)が一堂に会し、ちょうちんをともした優雅な「晩山(ばんやま)」を観光客に披露した。
ユネスコ無形文化遺産登録の日田祇園(25、26両日)は隈・竹田地区の5基と、豆田地区の4基がそれぞれの地区を巡行し、疫病払いなどを祈願する神事。集団顔見世は、本番を前に県内外にアピールしようと日田まつり振興会(会長・椋野美智子市長)が毎年、開催している。
山鉾が会場に入り、男衆が威勢の良いかけ声とともに方向転換する「腰切り」を披露。会場から拍手と歓声が上がった。9基がちょうちんを一斉に点灯すると、駅前広場は幽玄な雰囲気に包まれた。
玖珠町太田から訪れた高齢夫婦は「9基一度に見られて感動した」と話した。