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外来魚テラピア増殖 大分城址公園の堀

在来種への影響懸念
 春が訪れ、大分市荷揚町の大分城址公園では堀の魚が活発に泳ぐようになった。目立つのは水面を覆う真っ黒い魚の群れ。国の生態系被害防止外来種リストに入っているテラピアで、堀に生息する魚の約8割を占めている。在来種に対する影響も懸念されており、大分市公園緑地課は対策に頭を抱えている。
 2016年9月に市が実施した調査では、捕獲された1732匹中、テラピアは1325匹で約8割を占めていた。2010年の調査では968匹中888匹で約9割を占めており、全体の割合こそ減少したが、個体数は増加している。
 テラピアはアフリカ原産の温水を好む淡水魚。同課によると、堀には弁天水資源再生センターで浄化した水が供給されている。年間を通じて水温は一定しており、増殖に適しているという。繁殖した経緯は明らかではないが、市が委託した調査会社は「誰かが持ち込んだものが繁殖したのだろう」とみている。
 かつて食用として重宝された魚だが、他の魚の卵や稚魚を食べることもあり、厄介者扱いされている。市には「外来種の対策を」と市民から意見が寄せられるが、緊急対策外来種ではなく、駆除する法的根拠はない。同課は「テラピアによる経済的被害もないため積極的な対応は難しい」としている。

メモ:国の「生態系被害防止外来種リスト」は在来種や農林水産物に対する危険性の高さで▽積極的に防除する必要がある「緊急対策外来種」▽対策の必要性が高い「重点対策外来種」▽その他の外来種―に区分している。テラピアはその他の外来種に区分されている。
※この記事は、3月30日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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