どの党ならば、この国を豊かにしてくれるか。大分県から誰を国政に送り出せば、私たちの暮らしは良くなるか。 第51回衆院選はあす8日、投開票日を迎える。 わずか12日間の選挙戦だった。各党・立候補者の主義主張を比較考量する時間は足りず...
再審制度見直しに向けて、法相の諮問機関・法制審議会の部会が要綱案をまとめた。法務省は法制審の答申を受け、衆院選後の国会に刑事訴訟法改正案を提出する。ただ、証拠開示の範囲を限定し、裁判所の再審開始決定への検察の抗告も禁止しない。日弁連は「冤...
衆院選で与野党が外国人対策を競っている。昨年の参院選で参政党が積極的に取り上げ、国政の課題に急浮上した。高市早苗首相率いる自民党などが、保守票を取り戻そうと力を入れる構図だ。 就労、観光を問わず外国人の急増が摩擦を生み、交流サイト(S...
自民党の派閥裏金事件に対する「猛省」は内実を伴っているのか。自民総裁の高市早苗首相が裏金事件の影響で失われた議席回復を狙って断行した衆院解散・総選挙である。首相の政治改革の取り組み姿勢も見極めた上で、審判を下したい。 衆院選は8日の投...
前代未聞の不正が保険業界で発覚した。米国の大手保険会社の日本法人プルデンシャル生命保険の営業社員らが、顧客から不正に金銭を受け取り、被害を与えていた。 架空の投資を顧客に持ちかけていたケースもあり、法令順守の意識が欠如していたのは隠し...
一昨年正月に発生した能登半島地震は大規模災害時の地域の孤立の深刻さを浮き彫りにした。厳寒の中、水も電気もない生活が10日以上続いた集落もあった。復旧が遅れ孤立が長期化すると、災害関連死の危険度が高まる。平時から行動計画の策定や備蓄、避難訓...
与野党の公約や論戦を見ていて思う。「本当にこれでいいのか」と。社会保障の安定財源である消費税の減税や、社会保険料の引き下げを全党が競い合う。それも目の前の物価高対策としてだ。 医療、年金、介護などの社会保障は今を生きる人々の助け合いだ...
大国が「力の論理」を振りかざす国際社会の荒波にどう立ち向かうか。外交・防衛政策の再構築は待ったなしの課題だ。 日米同盟という基軸を完全に脇に置くことは難しい。だが対米依存を越える戦略を描かなければ、揺らぐ国際秩序の中で居場所を失う。与...
熊本県でハンセン病患者とされた男性が殺人罪などに問われ、隔離された特別法廷で死刑判決を受け1962年に執行された「菊池事件」で、熊本地裁は再審を認めない決定をした。事件を巡る国賠訴訟で6年前、隔離法廷の審理を「違憲」とした地裁判決が確定。...
物価高による生活苦を和らげる政策が、今ほど求められるときはない。同時に、それが財政や医療・年金など大切な社会基盤を危うくするようでは禍根を残す。衆院選の焦点である消費税減税と積極財政について、有権者はよく考えた上で1票を投じる必要があろう...
第51回衆院選(2月8日投開票)が公示された。 憲法第7条に基づく首相独断の解散総選挙である。大義が問われているとはいえ、賽(さい)は投げられた。さまざまな視点から高市政権の是非を熟考し、信任すべきか否か、冷静に判断する好機にしなけれ...
高市早苗首相(自民党総裁)による衆院解散を受けた超短期決戦の衆院選が27日に公示される。これに先立ち与野党7党首らは日本記者クラブで公開討論会に臨んだ。 首相は「高市早苗が首相で良いのかどうか、国民に決めてもらう」選挙だとしている。だ...
再稼働したばかりの東京電力柏崎刈羽原発で、いきなりトラブルが発生し、東電は原子炉を停止させた。 福島第1原発の事故から間もなく15年。世界最悪レベルの事故を起こした電力会社が再び原発を動かすことへの不安や不信を払拭するには原因を究明し...
大分県の2024年の農業産出額は1498億円で全国25位。だが、九州内では6位にとどまった。産出額は最も多かった1994年の1850億円に比べ19%減少している。担い手の高齢化が進む中、これまで以上に省力化を図り、収益性の高い営農へと転換...
日本の針路を定めるに当たって「熟議」に重きを置くのかどうか。政権運営の在り方が問われる選挙である。 高市早苗首相(自民党総裁)が通常国会召集日に衆院を解散した。2026年度当初予算案の審議は先送りされ、27日公示、2月8日投開票の日程...
戦後民主主義の根幹を揺るがした安倍晋三元首相銃撃事件は発生から3年半がたつ。殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)に、奈良地裁は検察側の求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。 今回の裁判員裁判の争点は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会...
高市早苗首相はあす23日召集の通常国会冒頭で衆院を解散する。27日公示、2月8日投開票の第51回衆院選は戦後最短の超短期決戦となる。 急転直下の政局で政界のありようは激変し、大分県も票の行方が読みにくい異例ずくめの選挙戦に突入する。県...
大阪府の吉村洋文知事と大阪市の横山英幸市長が辞職し、出直しの大阪ダブル選が衆院選と同日に実施される。吉村氏らは「大阪都構想」を巡る住民投票の実施を争点に掲げるが、この出直し選を実施する意義があるかは大きな疑問がある。 都構想は二重行政...
高市早苗首相が記者会見し、23日召集の通常国会冒頭に衆院解散に踏み切ると表明した。自民党と日本維新の会による高市連立政権の枠組みに対し、信を問うとした。27日公示、2月8日投開票の日程が固まった。 与野党は事実上の選挙戦に入った。選挙...
無報酬の地域ボランティアが刑務所や少年院を出て保護観察中の人の立ち直りを支える日本の保護司制度が海外から注目されている。国連総会でこのほど「再犯防止国連準則」が採択され、モデル戦略の一つとして「hogoshi」が盛り込まれた。世界的に珍し...
1979年の革命から強固なイスラム体制が敷かれてきたイランの全土で、経済的苦境を背景とした反政府デモが発生、治安部隊との衝突で双方合わせて約3千人が死亡したと伝えられる。 デモは小康状態に入ったとの情報もある中、政府は鎮圧へ強硬姿勢を...
2月に見込まれる衆院選に向け、立憲民主党と公明党が新党結成で合意した。新党名は「中道改革連合」で、立民の野田佳彦、公明の斉藤鉄夫両代表が共同代表に就く方向だ。両党の衆院議員が離党して参加、「中道勢力」の結集を図るという。 高市早苗首相...
戦後最大の都市直下型地震となった阪神大震災から明日17日で31年。建物の全壊と半壊は計24万9180棟に上り、兵庫県医師会によると、死者の77%(4224人)が家屋倒壊や家具の転倒による窒息・圧死だった。一昨年の能登半島地震でも2万970...
快挙である。 第34回全日本高校女子サッカー選手権大会で、大分県勢の柳ケ浦(宇佐市)が初優勝を果たした。冬の選手権制覇は男女通じて初めての偉業だ。県スポーツ界にしなやかに打ち立てた金字塔をたたえたい。 大会は昨年12月29日~今月...
高市早苗首相が23日召集の通常国会の冒頭で衆院解散・総選挙に踏み切る意向を固め、自民党幹部に伝えた。高い内閣支持率を維持している間に選挙戦に臨めば、議席増が見込まれ、政権基盤を強化できると踏んだに違いない。 首相は「最優先は物価高対策...
鹿児島県大崎町で1979年に男性の遺体が見つかった大崎事件を巡り、殺人罪などで懲役10年の刑が確定し服役を終えた原口アヤ子さんの親族が第5次再審を請求した。第1次で2002年の鹿児島地裁、第3次で17年の地裁と18年の福岡高裁宮崎支部が再...
トランプ米大統領は、国連気候変動枠組み条約を含む計66の国際機関などからの脱退や、資金拠出の停止を表明した。諸機関は気候問題から紛争、水資源など人類全体の協調が必要な問題解決に取り組んできた。一方的な離脱は、世界各地で混乱と悲劇を招くだろ...
これが「身を切る改革」の内実なのか。「社会保険料の引き下げ」の主張は看板倒れ、国民への裏切りと言われても仕方ないだろう。 日本維新の会は、所属地方議員が一般社団法人理事に就き、国民健康保険料の支払いを逃れていると指摘された問題に関する...
成人の日(12日)を前に大分県内の16市町村はあす11日、二十歳(はたち)を祝う行事を各自治体で催す。県全体の対象者は1万386人(前年比34人増)だ。人口減少社会下の大分県を担っていく若者たちである。人生の大きな節目に立ったことをことほ...
中部電力が再稼働を目指す浜岡原発(静岡県)で、想定する揺れ「基準地震動」を意図的に過小評価していた疑いがあると発表した。 地震対策のデータを偽っていたことになり、事実であれば許されない不正行為だ。厳重な警戒が続く南海トラフ巨大地震の想...
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