40代後半の自分が子どもだった昭和から平成の初めの時代、親と買い物に出かけてお菓子を買ってもらうのが楽しみだった。そのときの合言葉は「100円までね」だったと記憶している。...
2026年のスタートはいろいろ忙しかった。 女子サッカーの柳ケ浦が初優勝、女子バレーボールの東九州龍谷が5年ぶりに準決勝進出を果たすなど高校スポーツの良いニュースばかりで明るい年明けとなった。...
自民党の歴史的な圧勝に終わった衆院選以来、「選挙」に対する重たい気持ちが胸に横たわる。 自民が惨敗し「解党的出直し」を誓った参院選は、わずか7カ月ほど前のことだ。国民がノーを突きつけた「政治とカネ」問題は、解決の道筋が立たないまま。...
衆院選は高市早苗首相への期待感が列島を覆い、自民党の歴史的な大勝に終わった。一つの政党が3分の2以上の議席を占めるのは戦後初めて。大分県内の3小選挙区も独占し、比例九州に単独立候補した県関係の元参院議員も当選した。...
高市早苗首相が国会冒頭に衆院を解散、総選挙となった。新たな政権枠組みについて信を問うとの主張だが、予算成立を後回しにした解散権行使。果たして、それに値するだけの大義が認められるだろうか。憲法の視点からも大いに疑問だ。...
新年早々、うれしいニュースが飛び込んできた。全日本高校女子サッカー選手権で、柳ケ浦が悲願の初優勝。日本一は男女を通じて県勢初という快挙だ。 2、3回戦は無得点でPK戦の末に勝利。...
都道府県や市町村では3月定例議会に向けて、新年度の予算編成作業が本格化している。財政当局の厳しいチェックを乗り越え、いよいよ首長による最終査定など最終段階に入っていく。 県、大分、別府両市などいくつかの自治体では「いつも通り」には進ん...
本年度の年末年始は曜日の並びが良く、長期休暇が取れた人が多かったようだ。私も社会人になって最長の9連休を取ってのんびりと過ごした。皆さんはどうでしたか? 先日、豊後大野市内の50代男性と話す機会があった。...
Jリーグは近年まれに見る熱いシーズンだった。J1、J2ともに優勝決定は最終節までもつれ、特にJ2は昇格、残留争いも大混戦で見応えがあった。 勝てば天国、負ければ地獄。...
今年は政治・経済をはじめあらゆる分野で「外国人」に焦点が当たる1年だった。 インバウンド(訪日客)はコロナ以前を上回る勢いで増え、京都など主要観光地では住民生活に支障が出るオーバーツーリズム(観光公害)が問題視された。...
東洋経済新報社(東京都)が運営するビジネスニュースサイト「東洋経済オンライン」を見て、衝撃を受けた。「人が去っていく『転出超過率』の高い自治体ランキング」のタイトルで掲載された記事で、国東市が全国ワースト4位と紹介されていた。...
12日に閉会した大分市議会の12月定例会は、一般質問が4、5、8日にあった。市内佐賀関で起きた大規模火災の被災者支援や災害対策に当たる職員の業務時間を確保するため、市議1人当たりの質問時間を答弁込みで通常の60分ではなく、30分に。18人...
あれだけ分厚かった日めくりカレンダーもすっかり薄くなった。1年を締めくくる12月に入った。 本紙では今年も県内各地の年末の様子を伝える「歳末をゆく」のコーナーを始めた。「歳末点描」「年の瀬風景」などと名称を変えながら、師走の恒例企画と...
信じがたい惨事だ。猛火が集落をのみ込んだ。大分市佐賀関の大規模火災は男性1人の命を奪い、民家など約180棟を焼損させた。被災エリアは約4・9ヘクタール。地震と複合せず、平成以降で起きた市街地火災では国内最大とみられる。 消火に1週間以...
今月初め、北九州市立美術館で「黒田征太郎展 絵でできること」を見た。同市在住で画家・イラストレーターの黒田さんは86歳。これまでの歩みを約650点の作品とともに振り返る展覧会だった。 黒田さんの描く絵は、色使いも含め自由そのもの。...
国内外の車いすランナーが大分市の公道コースを駆け抜ける「大分国際車いすマラソン」。44回を迎えた今年も、本社編集局は記者とカメラマンを合わせて総勢20人以上を取材に投入した。国政選挙や統一地方選を除けば、本社が最も手厚い取材態勢で臨んでい...
先進的な移住者施策が実を結び、転入者が転出者を上回る「社会増」を11年連続で達成している豊後高田市。移住者は増えても、ほぼ全ての自治体と同じように死亡者が出生者を上回る「自然減」は進む。 産業や人口の集まる中心部でも空き家が目立つよう...
これだけ動画があふれる現在、写真ならではの表現で良いものがないかと考えていた。 以前は、そこまでの興味はなかったが、ニュース性もあり写真との相性も良いと考え、最近ひそかに力を入れているのが、月や星空などを撮影する天体写真。...
飼い猫が14歳目前で旅立った。2歳で腎臓病と診断され、療法食を与えながら、それなりに元気に過ごしてきた。末期と告げられた最後の2カ月は毎日、自宅で脱水症状を和らげる輸液をし、少しでも食べてくれる餌を探し回った。やせ細った姿、苦しげな表情を...
「政界、一寸先は闇」。この言葉を実感する日々だ。 4日の自民党総裁選では、高市早苗氏が党員の圧倒的な支持を追い風に、本命視されていた小泉進次郎氏を決選投票で破った。...
ニュースデスクの担当になって1年半。日々起きる事件や事故をどうふるいにかけ、どの程度紙幅を割き、紙面を構成していくか頭を悩ませている。いつどこで何が起きたかだけでなく、起きたことの背景や意味を解説する記事を、なるべく多く掲載したい。...
今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)は、中国地方5県を中心に開催された。計5日間、現地でフェンシングや重量挙げなどを取材した。 初めてインターハイを取材した2016年も中国開催。...
最新のデジタル技術を使って、戦争の記録の掘り起こしや継承に取り組む東京大大学院教授、渡辺英徳さん(佐伯市出身)を招いた講演会を21日に弊社編集局の主催で開いた。 戦後80年。戦争体験者がいなくなる中で、記憶をどう次世代に継承し、平和な...
大分合同新聞社は県内の取材拠点として大分市の本社のほか、4総局と9支局を置いている。総局は別府、日田、中津、佐伯各市にあり複数の記者が所属。支局は周辺都市に置かれ、駐在するのは1人だけ。ここではあまり知られていない支局について話したい。...
全国高校野球選手権大会の決勝は最後まで目が離せない接戦だった。沖縄尚学が日大三(西東京)を破り、夏の甲子園で初優勝。2年生のエース末吉良丞、背番号10・新垣有絃の左右二枚看板の投球が素晴らしかった。...
「この社長がもし倒れたら、会社はどうなるんだろうか…」 地場企業を取材していると、こうした不安が胸をかすめることがある。 経営手腕とカリスマ性が光り、年金世代になっても一線で活躍中―という経営者は多い。それ自体は素晴らしい。...
国東支局に着任して間もなく2年半となる。その間、年に4回開かれる国東市議会と姫島村議会の定例会や、臨時会、市の各課が議員に政策の詳細などを説明する全員協議会を取材し、住民の代表である議員の役割の重要性をあらためて実感している。...
旧聞に属するが、6月に開かれた日本将棋連盟の棋士総会で、女流棋士が女流タイトル戦の白玲戦を通算5期獲得し永世称号を得れば、棋士に編入する制度が可決された。この制度改正には、ネット上などで今も賛否両論あるようだ。...
「まさか」と驚いただろうか。それとも「やっぱり」と首肯しただろうか。大分市発注のごみ収集や公園の除草作業などを巡り入札の不正が相次いで摘発された。事件では、市職員が非公表の予定価格を20件以上、業者や当時の市議に漏らしたとされる。...
80回目の終戦記念日が近づいた。大学時代を過ごした長崎のまちはこの時期、しんみりした空気に包まれる。 アルバイトで平和祈念式典の会場設営を手伝ったことを思い出す。7万人以上もの命が奪われた深い悲しみと、核廃絶が進まない現実への強い怒り...
9日付の紙面はこちら