小型ドローンを手に園児にプログラムの内容を伝える「イノカ」の社員=別府市の山の手幼稚園
【別府】別府市の公立幼稚園10園で、5歳児(計約250人)を対象にした「才能発見プログラム」が開かれている。就学前に個々の特性を見いだして、幼小連携の新たな教育モデルをつくるという。「地域の自然」をテーマに11月までそれぞれ5回実施する。
子ども向けの環境教育プログラムを提供する株式会社「イノカ」(東京都、高倉葉太代表取締役)が企画。市教委が事業を委託した。同社によると、3歳児健診から小学校入学まで、公的には子どもの発達状況を確認する機会が乏しい。遊びながら自然という正解のない対象に向き合うことで、それぞれの特性を才能として引き出していく。「サイエンス(観察と問いの生成)」「クリエーター(独自の感性と自己表現)」など五つの視点から才能を見極める。
4日は山の手幼稚園であり、園児46人が参加した。プランクトンを顕微鏡で観察。小型ドローンで撮影した生物の映像を廊下にいる園児に伝えるなどした。同社の職員らが寄り添い、一人一人の行動を観察。「気づきノート」にしてまとめる。保護者に就学時の支援資料として活用してもらう。