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外国の大学生、別府で就業体験 APUの学生団体が橋渡し

 別府市亀川東町の事務用品卸業「堀文」が、インドネシア出身の大学生ティタ・アデリアさん(21)をインターンシップ研修生として受け入れている。学生団体「NPO法人アイセック・ジャパン立命館アジア太平洋大学(APU)委員会」の紹介で実現した。委員会の橋渡しによる県内企業での研修は初めて。
 NPO法人アイセック(本部・カナダ)はAPUなど126の国・地域の大学で事業を展開。世界の若者のリーダーシップを培い、企業の異文化受け入れ意識の醸成を目的に、学生を企業に紹介し、就業体験を支援している。
 インドネシアの大学に通うアデリアさんは卒業後、広告代理店の起業を目指しており、日本での研修を希望。大分にも訪れたことがあったという。委員会の学生が、1953年の創業以来亀川の地域に根ざしてきた同社に着目し、同社も受け入れに協力した。
 研修は11月18日から12月27日までで、店舗での手伝いや特技のデザインを生かした仕事に挑戦。営業や配送に同行し、ビジネスマナーを学んでいる。「名刺の渡し方や営業の会話など学ぶことが多い。職場の皆さんも翻訳機能を使って意思疎通をするなどとても優しい」と話す。
 堀文の堀雄太朗社長(34)は「近くには留学生が多く、私たちもグローバルな視点が必要だと感じた。多文化を受け入れる意識やコミュニケーション能力など見習う点が多い」とする。
 委員会の学生は体験内容の作成や悩みを聞くなどしてサポートしている。古賀海暉(みつき)さん(20)=2年=と泉谷早紀さん(19)=1年=は「外国人の就業機会が増える中、就業体験は企業にとって中・長期的なメリットがあるはず。地域との関わりが深い企業で、人との関わりや文化を深く体験できていると思う」と話している。
※この記事は、12月24日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。
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