殺された知り合いの人生を調べ続ける女性を主人公にしたドラマ。京極夏彦原作の小説を映像化した。 ビルの屋上で亜佐美(伊東蒼)という女性の遺体が見つかった。首には絞められた痕があったが、犯人は見つかっていなかった。 被害者の上司や、アパートの隣人といった近しい人の元に映子(奈緒)という女性が現れるようになる。映子は「亜佐美のことを聞かせてほしい」と問いかける。彼女はなぜ死ななければならなかったのか…。 始まりこそ「誰が殺人犯なのか」というミステリー。被害者についての証言が増え、人生の輪郭のようなものが見えてくると味わいが変化してくる。 いじめや性的暴行など悲惨な体験をしても「私は幸せ」と言い続ける亜佐美。彼女の思いを映子と共に探っているような気持ちになる。人は分かり合うことができているのか。鑑賞後は、こってりとした人間ドラマを見た充足感と、疲労感がある。 シネマ5bisで8月1日(土)~7日(金)の午後0時45分、同5時。3、7日は同7時からも上映。(この日程以外も上映あり) ◇ ◇ ◇ 「大分合同新聞ムービーアワー」は厳選した映画をお届けするプロジェクト。テーマや話題性を吟味した作品を週替わりで上映します。
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