ロシアを支援するために派遣され、任務を終えて帰国した朝鮮人民軍の工兵部隊の歓迎式で、兵士をねぎらう北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(中央左)=12日、平壌(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮メディアは13日、ウクライナ侵攻を続けるロシアを支援するため派遣された朝鮮人民軍の工兵部隊が地雷処理などの任務を終えて帰国し、12日に平壌で歓迎式が開かれたと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記が演説し「膨大な面積の危険地帯を短期間で安全地帯に一変する奇跡が成し遂げられた」と評価した。
金氏と撮影した記念写真によると、工兵部隊の規模は千人近く。金氏は演説で、部隊を5月下旬に編成し8月上旬に出発させたことを明らかにした。ロシア西部クルスク州で活動し9人が戦死。帰国した工兵には車いすの負傷者もいる。部隊には勲章が授与された。