イチジクは品種を組み合わせることによって初夏から秋にかけて長い期間食べられる果物です。他の果樹に比べ病害虫の発生が比較的少なく、栽培が容易ですが、日持ち性が悪いため家庭向けの果物といえます。植え付け2年目から実が付き始め、1品種だけで受粉...
ストックの切り花は、一般に農家ではビニールハウスで栽培され、品種と種まきの時期により晩秋から早春にかけて出荷されます。露地栽培が中心となる家庭園芸では11~12月に開花させるか、冬越しさせて3~4月に開花させる栽培方法があります。今回は年...
ヒユ科のスイスチャードは和名を西洋フダンソウ(不断草)ともいい、茎葉がカラフルな野菜です。サラダなどに用いると彩りが良くなるのでお勧めです。 栽培期間が短く、7月上旬にまくと8月下旬に収穫できます。7~9月は台風が接近するシーズン。プ...
ビワは初夏の訪れを感じさせてくれる果物です。常緑性の高木で日当たりの良い、排水良好な土壌を好みます。果樹の中では、病害虫による被害も比較的少なく、作りやすいのが特長です。しかし、花が晩秋から冬季にかけて咲くため、寒害を受けやすくなります。...
アザレアの自然開花期はツツジと同じ5月です。園芸店では1~2月にかけて鉢物の開花株が販売されますが、これらは温室で促成栽培されたものです。もし、開花株が販売されていたら鉢物栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。花後に剪定(せんてい)や植え...
これからだんだんと暑くなってきます。外での農作業には水分補給が欠かせませんね。キュウリは約95%が水分で、畑に植えておくとちょっとした水筒代わりになります。 またビタミンA、C、Kなどのビタミン類と鉄、亜鉛などのミネラル類がバランスよ...
キイチゴ類は、木になるイチゴ(木苺)の総称です。バラ科キイチゴ属に属し、「ラズベリー」「ブラックベリー」「デューベリー」の三つのグループに分けられます。種類も多く、果実の色や形、大きさなどさまざまです。...
冬に種まきをして育てられる野菜にコマツナがあります。発芽できる温度が5~35度と幅広く、低温でも発芽しやすいです。ただし、長期間の低温に遭うと、花芽ができやすくなるので、とう立ちの遅い品種を選ぶようにしましょう。今回は、冬のプランター栽培...
ブルーベリーは、今から70年ほど前に米国から日本に導入されました。果樹の中でも育てやすく、樹高もあまり高くならないため家庭用にお勧めです。 地植え(庭植え)、鉢植え栽培のどちらも可能。しかも品種をうまく組み合わせることで、6月中旬から...
ユリの球根は、11月中であればまだ植え付けができます。ホームセンターなどで入手する際は、たくさん花芽を付ける大きなものを選び、腐ったり傷んだりしていないかを確かめましょう。...
ソラマメは、エンドウマメなど他のマメ類とは違い、さやが上向きに実ります。空に向くその姿から、名前が付いたともいわれています。ぜひ、実際に見てみてください。今回は、露地栽培について紹介します。 種まきは、10月中旬~11月下旬の間です。...
キウイフルーツは、健康に良いとされるビタミンCやE、カリウム、食物繊維、葉酸を含む果物です。日本では歴史が浅く、今から50年近く前、ミカンの転換品目としてニュージーランドから導入されたのが始まりです。...
オーストラリアやニュージーランド原産の、キク科の秋まき一年草です。4月下旬から開花し、6月くらいまで楽しめます。直径2~3センチの球形の黄色い花が、1株から10~20本ほど採花でき、花壇はもちろん切り花、ドライフラワーとして利用するととて...
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