伝説の「ランボルギーニ・イオタ」が蘇る──レストア直後の実車を3DスキャンしたAUTOartの精密ミニカーを紹介
1970年代後半、日本のスーパーカーブームを象徴する存在となった"幻のスーパーカー"「ランボルギーニ・イオタ」。AUTOartはレストアを終えた実車を3Dスキャンし、その姿を1/18スケールモデルとして現代によみがえらせました。
実車への徹底した取材と精密な再現にこだわるAUTOartが、この一台に込めた思いをご紹介します。

AUTOart 1/18 ランボルギーニ ミウラ SVR “イオタ” (レッド) 品番79171
1970年にわずか一台のみ作られるも、翌年には事故により消失してしまったモータースポーツ用実験車両「ランボルギーニ イオタ」。後に、ランボルギーニは顧客からの要望により、ミウラをベースに6台とも言われているイオタレプリカを製作しました。
その中でも、シャシーナンバー3781の『ランボルギーニ ミウラ SVR "イオタ"』は、1970年代後半に日本で巻き起こったスーパーカーブームの中で、"幻のスーパーカー"として一世を風靡しました。
この「SVR」は2018年にイタリアのランボルギーニ・レストア部門「ポロストリコ」において19ヵ月の月日をかけて大がかりなレストアが行われ、当時話題となりました。
オートアートでは、レストア直後の実車を3Dスキャンするなど綿密な取材を行い、美しいボディラインや精巧なメカニズムまで、実車の魅力を1/18スケールで忠実に再現しました。
実車の魅力を細部まで再現した本モデルは、オートアートが追求する精密再現の世界を体現する一台です。スーパーカーファンやコレクターに、その魅力を存分にお楽しみいただけます。
株式会社ゲートウェイ・オートアート・ジャパン
公式オンラインストア:https://autoartmodels-jp.shop/
(製品概要・仕様)
●発売日:発売中
●価格:41,800円(税込)
●スケール:1/18(全長約25cm)
●開閉ヵ所:フロント&リアカウル、ドア
●可動ヵ所:前輪ステア、タイヤ回転
●販売場所:AUTOart公式オンラインストア、ホビーショップ、オンラインショップ など
2018年仕様のサベルト製4点式シートベルトとバケットシート、ロールバーも装備。
●固定式ヘッドライト●フロントチンスポイラー●タンク類の半透明パーツ使用●リアミッドに配置される金属製ファンネル仕様V12エンジン●複雑な排気システムの取り回しの再現●BBS製「深リム」メッシュホイール●エイボン製ワイドタイヤ●ルーフウィング●大きく張り出した迫力のリアオーバーフェンダー●デザインのアクセントにもなっているボディ各所のリベット再現●豪快に開く前後カウル etc.
「モデル化に至った経緯」

日本市場にとってランボルギーニ・イオタは特別な存在です。1970年代後半、日本で巻き起こったスーパーカーブームの中で、ランボルギーニ カウンタックやフェラーリ512BBと並び、多くの人々を魅了した"幻のスーパーカー"として、今なお語り継がれている一台だからです。
オートアートにも以前から、「いつかイオタをモデル化してほしい」というファンの皆様からの要望が数多く寄せられていました。
オートアートは世界各国に拠点を置き、ブランドや車種ごとに各地域のチームが企画・開発を担当しています。本来であればランボルギーニ車の企画はヨーロッパチームが担当します。
しかしイオタに関しては日本におけるスーパーカーブームの熱狂と、この車が持つ特別な意味を知る日本チームだからこそ企画すべき一台だと考えました。
日本のファンが抱くイオタへの思いを形にしたい。その思いが、日本チームによるモデル化プロジェクトの出発点となりました。
「レストア直後の実車との出会い」

企画が決定し、実車取材に向けてコンタクトを開始しようとしていた矢先、大きなニュースが舞い込みました。ちょうどその頃、イタリアのランボルギーニ・レストア部門「ポロストリコ」でイオタのレストアが進められており、完成後に日本へやって来る予定だというのです。
19か月にも及ぶレストアを経て美しく蘇ったイオタを取材できることは、モデル化にとってまさに願ってもないタイミングでした。
その後、オーナー様をはじめ多くの方々のご協力をいただき、2018年にレストアを終えたばかりのイオタを、3Dスキャンを含む詳細な取材とともに記録するという貴重な機会に恵まれました。
実際に目の前にしたイオタは、美しいボディラインはもちろん、細部に至るまでレストアされた完成度の高さに圧倒される一台でした。この貴重な取材が、オートアートならではの精密なモデル化へとつながっています。


レストア直後の実車を取材・3Dスキャンした際の様子。
「モデル開発にあたって」

開発で最も重視したのは、イオタが持つ独特のプロポーションを損なわないことでした。デフォルメを加えることなく、実車の美しさを可能な限り1/18スケールへ落とし込むことを目標に開発を進めました。
その実現を可能にしたのが、実車の3Dスキャンとオートアート独自の「オートアート・コンポジットダイキャストモデル」製法です。
また、ボディ各所に施された特徴的なリベットや、複雑な構造を持つエンジンルームを忠実に再現するため、細部まで妥協することなく作り込みを行いました。
「完成までの試行錯誤」
3Dスキャンの技術が導入されてから、飛躍的に形状再現の精度は向上しました。
しかし、3Dスキャンだけですべてを再現できるわけではありません。最終的には、すべてのパーツを人の目で一つひとつ入念に確認していきます。
金型の開発と生産は中国工場で行われますが、現地の担当者は実車を見ることができません。そのため、細かなニュアンスや質感を現地へ伝え、実車に近づけるための修正を重ねる作業に苦心しました。
また、フル開閉ギミックはオートアートの特徴ですが、イオタは前後カウルが大きく開き、そのパーツ自体も非常に大型です。そのため、閉じたときにボディとカウルの間に隙間が生じやすく、初期サンプルの時点では改善が必要とされました。この課題を解決するため、金型やヒンジをコンマミリ単位で調整し、理想的な開閉とチリ合わせを実現しました。また、閉じた状態で確実にボディとの一体感を保つため、マグネットも採用しました。製品版では一見すると開閉が無いのではないかと思うほどにパーツのチリが合っています。
開発途中にはコロナ禍の影響で作業が長期間中断するなど、予定どおりに進まない時期もありました。それでも開発を継続し、2018年の取材から6年後となる2024年、ようやくモデルは完成・発売を迎えました。
長い開発期間を経て完成したモデルを初めて手にしたときは、実車の美しさと迫力を凝縮したような仕上がりになったと実感し、大きな達成感を覚えました。
AUTOart ランボルギーニ ミウラ SVR "イオタ"の特徴
①3Dデータとコンポジットダイキャスト製法による正確でシャープな造形

美しいサイドシルエット。

モデルの開発には実車を入念に取材したデータが欠かせませんが、その際にはボディや各パーツ類の形状を正確に把握する為の3Dスキャニングも行います(カーメーカーからデータ提供の場合もあり)。このデジタル化技術により、これまで気づかなかったような繊細なラインまでモデルで表現できる様になりました。 エッジの効いたシャープな造形は「オートアート・コンポジットダイキャストモデル」製法ならではです。
②前後カウルの開閉と詳細な内部の再現

ミウラ SVR ”イオタ”の大きな特徴でもある豪快に開閉する前後カウルと、その中におさまる各パーツも詳細に再現しました。

12気筒のファンネルには金属パーツを使用し、リアル感を更に高めています。
③コックピットの詳細な再現

コックピットは細かな計器・スイッチ類、フロアマットにいたるまで忠実に再現。

詳細に再現された各スイッチやメーター機器。

目をひくサベルト製4点式シートベルトにはファブリックを使用。
④車体裏もリアルに再現

車体裏も詳細に再現。普段見る事の出来ない、エキゾーストパーツや緻密なサスペンション構造類もお楽しみいただけます。
⑤AUTOartならではのチリの合ったフル開閉ギミック

ダイナミックに開く前後カウル。
ドア・ボンネットなどのフル開閉ギミックは、オートアートのモデルカーの特徴であり大きな魅力です。「オートアート・コンポジットダイキャストモデル」製法による高い剛性と薄くシャープなボディパネルが正確な開閉を可能にしました。ギリギリまでチリのあったそのボディスタイルは、全てのパネルを閉じた時にはまるで開閉が無いのかと見間違うほどの完成度です。
AUTOartとは
「オートアート」は1998年に誕生した精密ミニカーブランドです。
旧来の製法に代わる全く新しいオートアート独自の製法「オートアート・コンポジットダイキャストモデル(特許取得)」は、リアルでシャープな造形とフル開閉機構が大きな特徴です。
入念な実車取材から再現された正確なボディ形状や艶やかな塗装、チリ(隙間)が合ったボンネットやドアパネル。エンジンルームのオイルキャップや細かな配線、インテリアのメーターやカーペットまで詳細に再現されています。専属工場の厳密な品質管理のもと、各モデルカーは職人の手によりひとつひとつ丁寧に組上げられ完成します。
ブランドの顔とも言える1/18スケールでは、これまでに1,500種類以上をモデル化し、コレクションアイテムとして、世界中のカーファンやコレクターに親しまれています。
オートアートはこれからも、実車への徹底した取材と独自技術を通じて、世界の名車を精密ミニカーとしてお届けしていきます。
●販売元:株式会社ゲートウェイ・オートアート・ジャパン
公式HP:https://www.autoartmodels-jp.com/
公式オンラインストア:https://autoartmodels-jp.shop/
X:https://x.com/AUTOart_JP
Instagram:https://www.instagram.com/autoartmodels_japan
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