岩手企業4社に眠る広報資産をプレスリリースエバンジェリストが棚卸し、発信支援。チャグチャグいわてPRプロジェクト

(イベント会場に掲示された、支援企業とともに作成したプレスリリース)


プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証プライム・名証プレミア:3922)と、当社が公認する「プレスリリースエバンジェリスト」の有志らは、岩手県の企業や大学と連携し、県内の事業者や子どもたちの情報発信力の向上に挑む「チャグチャグいわてPRプロジェクト2026」を推進してきました。2026年5月31日(日)、岩手県盛岡市のキオクシアアイーナでメインイベントを開催し、250人を超える観客や親子連れが訪れました。

①スタートアップ支援、②中小企業支援、③子ども・若者向けプログラムの3軸で展開した本プロジェクト。今回のSTORYでは、中小企業支援部門で伴走支援をした4社のプレスリリース・ブース出展についてご紹介します。イベント当日は、タレントの渡辺裕太さん率いる60人の子どもたちが「子どもいわてPR大使」となってインタビューをするプログラムもあり、出展企業の担当者は寄せられる素朴な疑問に笑顔で答えました。


(文:プレスリリースエバンジェリスト 戸口木綿子、編集:PR TIMES 今井友理恵)



▼チャグチャグいわてPRプロジェクト・中小企業支援部門について

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▼PR TIMES公認「プレスリリースエバンジェリスト」とは

プレスリリースへの愛と知識と経験を持ち、その活用を周りへ広める個人の方を、株式会社PR TIMESが公認する資格者。プレスリリース未活用の方や改善の余地がある方へ、プレスリリース発信の文化を広め、情報発表によって活動を前進させられる人を増やすことが、プレスリリースエバンジェリストの主な役割。その存在と活動を通じて、地域や経験の有無を超えて、誰もが価値ある行動を伝えられる「PRの民主化」を実現することを目指す。

https://prtimes.jp/pressrelease-evangelist/


“自身の言葉でつづる”意義を体感いただくために

「チャグチャグいわてPRプロジェクト」の中小企業支援プログラムは、2026年5月31日までの期間限定で、岩手県内の中小企業4社を対象に広報伴走支援をプロボノ(無償の社会貢献活動)として実施しました。広報の専門家であるプレスリリースエバンジェリストが、各企業に眠る社会的価値を共に掘り起こし、メディアの目に留まるプレスリリース構成・執筆を直接アドバイス。広報未経験者でも取り組めるスキルを伝授しました。


しかし、対象企業にこの取り組みをご案内した際、ぜひエントリーしたいものの、プレスリリースを書いたりイベントに出展する人的リソース不足により参加を見送られた企業や、プレスリリース作成のみでイベントへの出展が叶わなかった企業も多く、歯がゆい思いがありました。


今回の伴走は、

①企業の発信すべき内容のヒアリング

②そもそもプレスリリースとは何かのレクチャー

③エバンジェリスト作成のひな形に合わせ、実際にプレスリリースを作成してみる

④PR TIMESの入稿画面での入力の方法レクチャー

と、5回以上のオンラインミーティングを経て1通のプレスリリースが仕上がっています。

人的リソース不足を思えば、ヒアリングだけさせていただき、あとは運営側で作成から配信まで丸ごと引き受けてしまうのが、お互いに手間が一番かからなかったかもしれません。ただ、今回のこの取り組みをきっかけとして、企業のみなさまに自走いただくことが目標だったため、手を出したくなる気持ちをぐっとこらえてレクチャーを受けていただきました。


実際に企業からは「社内制度までニュースにできるんですね!? その着眼点はなかった、新しい発見だった」という感想や、「プレスリリースを出せたことももちろん良い経験だったが、自社のこれまでの歩みを言語化したことで、自分の考えも整理でき、良い機会だった」という感想も。

各社が自身の言葉でつづった以下のプレスリリースを、ぜひご覧ください。

参加4社と実際に発信したプレスリリース(50音順)

株式会社ソナム

https://www.hibikishokudo.com/

岩手県名産の短角牛を使った商品や飲食店を展開する企業さま。プレスリリース作成・配信経験は1度だけあるものの、当時は外部に委託しての作業だったため、ご自身で配信設定をされたのは今回が初めて。お店の業務の合間で時間をつくり、5月31日の配信に向けて準備を進めてくださいました。

今回は商品の販売実績に加え、代表ご自身が東日本大震災を機にUターンで起業した経緯・想いの言語化がポイントとなりました。


▼伴走支援によって作成・発信したプレスリリース

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コワーキングスペースもりおか

https://co-morioka.jimdofree.com/

盛岡市内でコワーキングスペースの運営に取り組まれている事業主さま。代表自らホームページの作成や発信に努めてこられましたが、プレスリリースの作成・配信は今回が初めての取り組みとなりました。内容のフックとして、この6月から始める新しい取り組みの告知をニュースとして組み込み、そのサービス立ち上げの背景を盛り込みました。


▼伴走支援によって作成・発信したプレスリリース

丸木医科器械株式会社

https://maruki-ms.co.jp/

東北地方を中心に、医療機関へ医療機器と医療材料を供給する企業さまです。プレスリリースの作成に関心のあった社員さまの意欲的な行動によって発信が実現しました。トラックドライバー不足が社会問題となる中、岩手・宮城の2カ所の物流拠点を整備。完成から半年の節目を迎え、東北全域への医療材料の安定供給や災害対策が前進した実績をまとめました。


▼伴走支援によって作成・発信したプレスリリース


宮古のまぶしい朝ごはん

https://www.instagram.com/miyako_m_asagohan/

宮古の魚介を取り扱う3つの企業が集まったプロジェクト。企業個別では大型のメディア露出経験もあるものの、プロジェクトとしての認知拡大がこれからの課題。発足半年での実績をメインに、3社の取り組み紹介とSNSキャンペーンの告知も交えた、初めてのプレスリリース作成に挑戦しました。


▼伴走支援によって作成・発信したプレスリリース


支援企業からのコメント

宮古のまぶしい朝ごはん 代表 髙橋清隆 氏

「宮古のまぶしい朝ごはん」を初めて子どもたちに伝えるイベントに参加し、寄せられる質問の内容が新鮮でした。来場者は内陸からの方が多かったからか、海の食についてご存知でないことが多く、同じ岩手でもまだまだPRが必要だと知る機会となりました。渡辺裕太さんにもブースを取材いただき、渡辺さんのお子さんに寄り添う姿勢は微笑ましく、岩手愛とお人柄が感じられる良い時間でした。


(「子どもいわてPR大使」体験中の小学生からインタビューを受ける髙橋氏)


小学生が出展企業に取材をして書き上げたプレスリリースは、岩手県商工労働観光部部長・阿部博氏に手渡されました。


中小企業支援担当プロジェクトメンバーのコメント

戸口木綿子(写真左。右:宮古のまぶしい朝ごはん 髙橋氏)

プレスリリースエバンジェリスト・株式会社Gakken 広報

本年4月より、伴走させていただいた企業のみなさまとオンラインを中心としたPRレクチャーの末、まずはイベントでの掲示と出展という一つの目標を達成することができ、ほっと胸をなでおろしています。両親の生まれが岩手県ということもあり、ひとかたならぬ想いを寄せるこの地で、これまで培ってきた「広報」というスキルを用い、発信格差解消をサポートさせていただけたこの機会に感謝しています。

事業者のみなさまにとってはこれがスタートです。これからも県内外にみなさまのストーリーを、想いを伝え続けていただけたら嬉しいです。


加星宙麿

プレスリリースエバンジェリスト・元地方紙デスク

本州最大の面積を誇る岩手には、まだ十分に語られていない技術、名産品、ストーリーがあふれていました。そしてそれ以上に、地域と仕事を愛し、誠実に向き合い続ける事業者の皆さまの姿に感銘を受けました。

「発信格差」という言葉は、「伝え方」を知る機会があったかどうかの差だと改めて実感しています。プレスリリースの発信方法に関する吸収力も格別でした。岩手からの発信が、日本の未来、ひいては世界に影響を及ぼす瞬間を楽しみにしています。

押しつけの支援ではなく、それぞれの企業に寄り添う

エントリーを検討してくださった企業の中には、山林火災の被害にあい復興に向かっている企業や、熊の出現で観光客減少に悩む企業など、それぞれの事情や悩みを多く耳にしました。だからこそ、今回の取り組みが私たちの独りよがりではなく本当に企業のためになることを考え、その企業が今できることを優先し、人的・時間的リソースを圧迫しないよう寄り添うことを心掛けました。

結果として今回はエントリーを見送るという決断を下した企業も多く、エントリー企業数も厳選する形となりましたが、加星氏が「選考に漏れた企業にもプレスリリースの支援だけはさせてほしい!」と、手弁当での支援を申し出てくれ、予定より多くの企業へレクチャーの機会を設けることができました。


このプロジェクトをきっかけに各企業さまも次のステップに歩みを進めていますが、「プレスリリース見たよ!」という声も方々から寄せられているそうで、1件のプレスリリースが社会に与える影響を早速実感されていると嬉しい報告も届いています。


「チャグチャグいわてPRプロジェクト」の全貌・裏側については、こちらのSTORYもご覧ください。

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チャグチャグいわてPRプロジェクトについて


PR TIMESが日本全国のビジネスパーソン4,839名を対象に実施した調査(2025年9〜10月)では、「プレスリリースを知らない」と回答した割合が岩手県で最大となり(47都道府県中最下位)、大都市圏と地方の情報発信力に大きな格差があることが明らかになりました。そこで、スタートアップ向けのコンテストや中小企業を対象にした伴走型支援を展開。さらに学生・子ども向けのワークショップまで産学連携で一体的に繰り広げ、誰もが価値ある情報を伝えられる「PRの民主化」に挑戦、岩手から「発信格差ゼロ」を目指す実証プロジェクトです。

後援:岩手県、公益財団法人いわて産業振興センター、スパークル株式会社

公式サイト:https://prtimes.jp/pressrelease-evangelist/chaguchagu-iwatepr/




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