県野球史を語る上で、大分の聖地・別大興産スタジアム(大分市)が最もきらびやかに華やいだ年の一つは1995年であろう。...
下がり続ける投票率。近づく参院選でも関心事の一つだか、かつての「不在者投票」制度をご記憶だろうか。...
作家の山本有三は「ふりがな廃止論」を掲げ、分かりやすい文章を目指そうと訴えた。...
わが家の台所カウンターに鉢植えのガジュマルが鎮座している。...
ぼくのだいすきなクラリネット―で始まる童謡「クラリネットこわしちゃった」。...
実家の周りでホトトギスがしきりに鳴いていた。「テッペンカケタカ」とか「トッキョキョカキョク」とか、鳥に申し訳ないというもの。...
マンホールから噴き出す水、一面の水たまりとなった庭、冠水して川と化した街路…。40年近く暮らす自宅近辺で初めての光景に、昨年の長雨では驚かされ、備えていなかったことを悔やんだ。...
「あと2カ月やな」「何が?」「参院選ちゃ。7月で」「それな。...
「いちばん大切なことは目に見えないんだ」―。ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカさんの訃報に接して、なぜだかサンテグジュペリの『星の王子さま』を思い出した。思えば氏の無垢(むく)な笑顔は王子さまのイラストと重なる。...
待ちわびた音を早く聞きたい―。開場間際のホールエントランスは、好演を期待する多くのファンの高揚感に満ちていた。「少し遅れてますね。リハーサルでしょうか」「私は愛媛から。...
県内各地にある弊社の総局や支局には取材依頼、情報提供などでさまざまな人が訪れる。そこで勤務した時の事だ。来訪者が事務所に入ろうとすると、入り口付近で土足のままでいいのか戸惑っていることが時折あった。...
農相を更迭された江藤拓氏の「コメは買ったことがない」という発言を思い返すにつけ、心の奥底がザラリとする。...
理想的な生き方として説かれた「四住期」という教えが古代インドにあったそうだ。...
「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」。フランス革命の引き金になったとされるマリー・アントワネットのせりふとして有名だが、史実ではなさそうだ。ジャン・ジャック・ルソーの自伝の一部が後に誤って広まったらしい。...
JR大分駅(大分市)にある商業施設「アミュプラザおおいた」の2024年度売上高は過去最高だった、と小紙の報道にあった。調べると博多、長崎両駅の同施設も最高額を更新したらしい。...
オールドメディア。レコードやCDで音楽を聴く世代には親しみのある媒体だが、ここでは新聞、テレビなどの報道メディア。ウェブニュースやSNS(交流サイト)などのニューメディアとの比較で論じられることが増えた。...
燃やしても温室効果ガスを出さない油を持て余している。腹にずっしり抱える皮下脂肪である。なんとかならないものかと自転車通勤を思案中▼自転車絡みの事故が社会問題化しているのが気にかかる。...
スポーツの無敗記録といってどんな選手が思い浮かぶだろうか。今月、ボクシングのスーパーバンタム級主要4団体統一王座を防衛した井上尚弥は30戦無敗。...
「神様にお願いするなら何?」。5年半前に名古屋市であった将棋のイベントで、会場から質問が寄せられた。壇上で女性棋士は答えた。「全ての対局に勝てるようお願いする」▼続いて回答したのは当時17歳の藤井聡太七冠(22)だった。...
悪風と呼ばれることもあった強風を逆手に取った地域おこしの手段が、風力発電だった。...
沖縄民謡「艦砲(かんぽう)ぬ喰(く)ぇー残(ぬく)さー」は「艦砲の食い残し」の方言で、字面からも壮絶な心境が伝わる。鉄の暴風と呼ばれたすさまじい艦砲射撃を生き抜いたという意味だ。...
マイクロアグレッションとは、無意識の偏見や差別のことをいう。直訳すれば「小さな攻撃」。知らずに相手を傷つける言動を指す▼身近にある。女性は料理が得意、体に障害があるのに頑張っている、南米人はサッカーが上手……等々。...
「同情するなら血をくれ」。連休前だったが、何とも引っかかる見出しのニュースだった。熊本県のある広域消防本部の幹部職員が、職員向けの電子掲示板に書き込んだ言葉が物議を醸した。...
トマト。上から読んでも下から読んでもトマト。イチゴやスイカ、メロンは果物と思われがちだが、分類上は野菜。トマトは案の定、野菜である。...
握手がどうも苦手だ。照れもあるし、相手との距離間を図るのが難しい。握手が素晴らしかったのは1993年に初当選した際の横光克彦元衆院議員だ。腰を落とし、包み込むように手を握り、見上げて「よろしくお願いします」。...
「恋のさや当て」といえばドラマチックな響きがあるが、本来さや当ては刀のさやが触れることを指す。武士の命とされる刀だけに場合によっては刃傷に及ぶ。...
シャーロットさま。立夏のみぎり、いかがお過ごしでしょうか。一筆申し上げます。あなたが高崎山の餌場から姿を消してはや2年半。...
「買い物や通院、市役所などの公的機関に行くために利用する高齢者も多かったでしょう」(小紙「読者の声」)。4月からルートが大幅縮小された大分市の「大分きゃんバス」のこと。...
家具のない2DKの部屋は、想像より広く感じる。南向きの窓を開けると、どこか甘い春の空気が流れ込み、家主不在の止まっていた時間が動き出す。...
「夜中に部屋で小さな妖精と出会った」「カラフルな南国の鳥が隣の家に入っていった」。幼い頃のそんな不可解な光景について話を聞いたことがある。...
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