酒飲みの一人として、コロナ禍は実につらかった。 飲み屋に出られない。仲間と杯を傾けられない。...
宇佐市南宇佐にある宇佐神宮は今年、御鎮座1300年を迎えた。長い歴史を誇り、県内有数の観光名所でもあるものの、神職や市の観光担当者は「これまで周年を祝ったことはないのではないか」と話す。...
以前に当欄で先輩が「最近太った」と嘆いていた。私も現在、同じ悩みを抱えている。生活リズムや食べる量は大して変わっていないはずなのに、運動不足や加齢による代謝の低下が原因だろうか。...
担当する玖珠、九重両町は雄大な自然に恵まれている。四季折々のくじゅう連山や伐株山は美しく、コメも水も野菜もおいしい。海沿いで生まれ育ち、海がない地域に住むのは初めてだった。...
一番好きな映画は何ですか、と聞かれたらすぐに答えられますか。面白い作品は数え切れないほどあるので、なかなか一つに絞るのは難しいのではないかと思います。...
大分市で昨年11月にあった性的少数者による県内で初めてのパレード。...
新年早々の朗報に驚いた。...
昨年末、急に激痛に襲われ、病院に駆け込んだ。みぞおちのあたりで、こらえ切れず、呼吸が浅くなるほどの痛みだった。...
1945年8月6日の朝、私の祖母は仕事のため鉄道で神戸に向かう途中だったが、広島市に入る前で足止めされた。人類史上にない惨劇が起きていたからだ。...
何かと「金」に向き合うことが増えた。動きが速く、ぼんやりしてはいられない。 共同通信からの配信記事で見かけない日がないのは、自民党派閥裏金事件を巡るニュース。...
灰色の機体がごう音とともに、道路脇の草地に降りてきた。慌ててカメラを構えて近づくと、舞い上がった草や砂がバチバチと顔に当たる。...
日本社会でLGBTQなどの性的少数者がどう扱われてきたのかを思う。 1990年代。同性愛者を笑いのネタにするバラエティー番組があったことを覚えている。...
最近「年賀状じまい」という言葉をよく耳にするようになった。文面に「今年で最後にします」などと伝え、やりとりを整理することだという。...
「地元のいい魚は薄い刺身でもおいしいんよ」 ある居酒屋での先輩の一言。どちらかというと厚切りの方がいいと思っていたが、改めて食べてみると確かにうまみを十分に感じた。...
政治キャップになって、もうすぐ丸2年になる。着任した2023年4月は知事選の真っ最中だった。同じ月にあった全国唯一の参院補欠選(大分選挙区)も大きな注目を浴びた。...
先日、佐賀県であった全国障害者スポーツ大会を取材した。集まった選手約3400人が3日間、14競技で戦いを繰り広げた国内最大のパラスポーツ祭典。...
「負けないぞ!立ち上がれ!八町一丸!」。臼杵市中央通り商店街(八町大路)に掲げられた横断幕には、復興への願いと強い意志が刻まれている。...
夜眠る前にウェブサイトを閲覧する。その中で知ったことだが、「今年は令和何年だっけ?」と調べる時、西暦の下2桁から「018(れいわ)」を引くと答えが出るというものだ。...
ついに殻を破った―。プロ野球・DeNAの梶原昂希外野手(大分雄城台高出身)が、プロ3年目の今季、見事1軍に定着した。球団26年ぶりとなる日本一にも大きく貢献した。...
季節外れな話題だが、今年の夏、兵庫県の甲子園球場を訪れた。全国高校野球選手権大会に県代表として出場した明豊の戦いぶりを取材するためだ。...
暑い夏が過ぎて、ようやく散歩を楽しめる気候になった秋は、短く感じた。もう寒い冬の訪れである。 ダイエットのために運動すると決意してから半年以上がたった。...
「映画見に行く?」「DVD化されるか、配信されるまで待つわ」。インターネットなどでこんな書き込みを目にすることがある。基本的に劇場で見るものとソフト化されたものの内容が変わることはない。...
弊社の受付に長年置かれている特大サイズのキティちゃんが、久しぶりに洗濯されてきれいになった。...
米ハワイ州で起業した大学時代の友人と、交流サイト(SNS)のチャットで盛大にもめた。きっかけは私の無配慮な発言で反省している。...
9月中旬、佐伯市の大宮八幡神社の「八幡五丁(やはたごちょう)の市」を初めて取材した。市内で指折りの歴史ある大祭で、豊漁を祈って舞を披露する「ジョーヤラ船」は迫力満点だった。...
11月上旬に福岡県八女市を旅した。数多くの歴史小説を届けてきた、直木賞作家安部龍太郎さんの半生を振り返る特別企画展を見るためだった。...
今年で不惑を迎えた。担当するスポーツ現場では、自分の入社以降に生まれた選手の活躍を目にする機会が増えた。うれしい半面、体形の変化を自覚する。たるんだ下っ腹には、ため息が漏れる。...
山岳救助ボランティアが主人公の漫画「岳(がく) みんなの山」(石塚真一作)を読んでいる。さまざまな思いを胸に山頂を目指したが遭難する人々や、命と向き合う主人公の姿に心を打たれる。...
24日付の紙面はこちら