中嶋和行さん(左)に教わりながら、デラウェアを収穫する園児=17日、宇佐市安心院町
【宇佐】ブドウ産地の宇佐市安心院町で17日、今季の先頭を切ってハウス栽培した「加温デラウェア」の出荷が始まった。春先の雨不足に悩まされたが、その後は十分な降水量と気温上昇で順調に生育し、色づきや甘さは良好という。
JAおおいた安心院ぶどう部会(97人)に所属する中嶋和行さん(52)の園地で初出荷式があった。農業関係者ら17人が出席した。
中山敦部会長(43)が「原油、資材の高騰といった暗いニュースばかりだが、生産者は一丸となってブドウ作りに励んでいる。多くの消費者に届ける」とあいさつ。ぶどうジュースで乾杯した。
安心院こども園の年長児12人が収穫を体験。早速食べた小野楓果(ふうか)ちゃん(5)は「甘くておいしい」と喜んだ。両親から園地(49アール)を受け継ぎ、就農4年目の中嶋さんは「安心院伝統のデラウェアを守っていきたい」と話した。
部会はデラウェアを計4ヘクタールで栽培している。17・5トンを農協に出荷し、県内を中心に九州一円で販売される予定。
ピオーネは今月下旬、シャインマスカットは7月上旬からの出荷を見込んでいる。