佐藤樹一郎知事は20日、大分市佐賀関の大規模火災現場と避難所を訪れた。 消火活動が続く現場を見て回り「くすぶって煙が出ていた。完全な鎮圧にはまだ時間を要しそう」と述べた。 避難所となっている佐賀関公民館では、被災者に「一生懸命対応するので頑張ってほしい」と声をかけた。身を寄せているお年寄りの女性からは「私たち高齢者は限界がきている」との訴えもあった。 視察後、佐藤知事は報道陣の取材に応じ「ニーズを把握し、あらゆる手段を使って最大限の被災者支援をする。住宅の確保は、県営・市営住宅、民間企業の寮などいろいろな対応の仕方がある」と述べた。
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