白球を通して仲良くなったスリランカと別府市の野球少年=別府市民球場
【別府】スリランカの少年野球チームの選手たちが6日、別府市を訪れて県内の野球少年と交流した。同国出身で市軟式野球連盟審判員のスジーワ・ウィジャヤナーヤカさん(41)=市内石垣東、会社員=が架け橋となった。子どもたちは白球を通して笑顔を交わし、上達への意気込みを新たにした。
ウィジャヤナーヤカさんは立命館アジア太平洋大の卒業生。母国に野球を普及させるため16年前から、日本で集めた中古の野球用品を贈り続けている。
スリランカの選手たちは道具などへのお礼の意味を込めて来日。スメダカレッジ小学部の野球チームに所属する8歳から12歳の15人と引率の監督ら6人が別府市民球場に足を運んだ。
球場では日本プロ野球選手会主催の「2025キャッチボールクラシック大分大会」にエントリー。大分、別府両市の学童8チーム170人が参加し、キャッチボールの回数を競うゲームを一緒に楽しんだ。野球教室も開かれ、守備練習を体験した。
別府市軟式野球連盟(後藤一彦会長)はこの日に合わせて、県内外のチームに協力を求めて不要になったバット約50本や30個以上のヘルメットなどを集めた。贈呈を受けたスリランカのチームは帰国後、他チームと分ける。
副主将のユラン・ランミカ選手(12)は「とてもありがたい。もっと野球が上手になりたい」とうれしそう。アショク・ビタナゲ主将(12)は「日本の同世代の選手と触れ合い刺激になった。何事も基本が大事だと思った。互いに技術を磨き、いつか国際試合で対戦できればうれしい」と話した。
一行は7日、市役所を訪れ寺岡悌二教育長にあいさつをした。