自転車ロードレースを制した大後戸(右)と阿部=竹田市のSPA直入
第73回県高校総合体育大会は10日、竹田市のSPA直入で先行開催の自転車ロードレースを皮切りに始まった。先行開催は26日まで12競技があり、県内各会場で熱戦が繰り広げられる。主日程は31日~6月2日。
自転車ロードレースは男子が大後戸颯青(翔青3年)、女子は阿部理沙(同1年)がそれぞれ制した。
男子は序盤から大後戸ら2人が先行。後半は8人の集団になり、チームメートのアシストを受けた大後戸が最後のスプリント勝負で競り勝った。3連覇を達成し、「後輩のおかげで楽に走ることができ、最後はひたすらにペダルを踏んだ。九州、全国大会でも優勝を目指す」と意気込んだ。
女子の出場は2人。阿部はレース中盤で積極的に仕掛け、そのまま大差をつけてフィニッシュした。「上りで向かい風を受け、脚はきつかった。自分のペースを崩さずに走れて良かった」と笑顔を見せた。
<自転車>
(SPA直入)
【男子】▽ロードレース(64・35キロ) (1)大後戸颯青(翔青)1時間53分4秒(2)高橋天(日出総合)(3)洲崎琥太郎(高田)
【女子】▽ロードレース(28・6キロ) (1)阿部理沙(翔青)1時間5分29秒(2)羽矢鈴菜(同)