端午の節句の縁起物、かしわ餅を作る岡田幸太郎さん=4日、臼杵市臼杵のさかいや
5日は端午の節句。大分県内の和菓子店は、縁起物のかしわ餅作りに精を出している。新芽が出るまで葉が落ちないカシワは、子孫繁栄の象徴とされる。子どもの健やかな成長を願い、多くの人が買い求めるという。
臼杵市臼杵の老舗和菓子店「さかいや」では4日早朝から、店主の岡田幸太郎さん(52)とかおりさん(52)夫婦、従業員の計6人が作業に追われた。米ともち米のブレンド生地で自家製のあんを包み、せいろへ。蒸し上がるとカシワの葉で手早く包んでいった。
歯ごたえのある生地と甘さ控えめのあんが特徴。予約をして買いに来る常連客も多いという。5日は千個を準備する。
かおりさんは「一つ一つが手作り。季節のものなので、毎年楽しみにしているお客さんも多い」と話した。