野球独立リーグ、九州アジアリーグの大分B―リングスは16日、来年3月開幕予定の2025シーズンに向けた新体制を大分市で発表した。 山下和彦監督が続投し、岡崎郁GM、神田大輔ヘッドコーチらが継続して支える。選手は18人を契約更新し、14人が新加入。カナダ出身選手の獲得も視野に入れる。 会見には森慎一郎社長や山下監督、新入団選手が出席。昨季は平均入場者数が約250人と振るわず、森社長は「もっと子どもたちに見てもらえるよう認知度を上げ、足元から地方球団の価値を高めたい」と述べた。 リーグは発足から5季目を迎える。チームは昨季2位だった。山下監督は「2位も3位も一緒」と優勝へのこだわりを示し、「選手に思う存分に力を発揮させたい」と述べた。■大分東高から入団の孔井投手「勝利に貢献したい」 県内から唯一、孔井爽真投手(17)=大分東高=が新入団する。右上手の本格派で最速139キロ。「下半身を鍛え、チームの勝利に貢献したい」と先発ローテーション入りを目指す。 高2からエースを担い、最後の夏は2回戦で敗れた。プロ志望届を提出し、森慎一郎社長に誘われて夢を追う決断をした。来年2月のキャンプから合流する。
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