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大分医療センター関連の1107人検査終了「クラスターの連鎖なし」

 県は26日、国立病院機構大分医療センター(大分市横田)で発生したとみられる新型コロナウイルスの集団院内感染に関連した1107人分の検査が終了したと発表した。入院・転院患者や医師、看護師ら24人の感染が相次いで判明したが、この日は新たな感染者は確認されなかった。県は「現時点でクラスター(感染者集団)の連鎖は起きていない」との認識を示した。
 感染経路については、厚生労働省の専門家チーム「クラスター対策班」が21日から調査を続けている。県によると、1日以降に特定の病棟から感染が広がったことを把握したが、感染源の特定には至っていない。
 センターは今月入院した臼杵市の60代夫婦の感染が19日に判明した。その後、職員や別の病院に転院した患者らの感染も分かり、県と大分市はセンターの職員と入院患者計612人の検査を25日までに実施した。
 患者の転院先の計6病院でも職員や患者ら362人を順次検査。センターの出入り業者ら133人も対象にした。26日は転院先の佐賀関病院(大分市佐賀関)の関係者3人を含む計42人を検査し、いずれも陰性だった。
 県庁で会見した県健康づくり支援課の藤内修二課長は「県立病院(同市豊饒)はセンターからの転院患者を担当した看護師1人が感染したものの、院内で拡大の恐れはない。他の転院先でも感染が広がっていないと確認された」と説明した。
 検査で陰性だった濃厚接触者について「発症者への最終接触日から2週間は健康観察が必要。その間が無事に過ぎれば、初めて安全と言える」とも述べた。
 これまで県内で判明した感染者は25人。同市のラウンジ勤務の女性は回復して退院し、センター関連の24人はいずれも県内の指定・協力医療機関に入院している。
※この記事は、3月27日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
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