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202049日()

牧ノ城跡を彩る河津桜 竹田市の山城、住民が整備30年

写真やウオーキングの愛好家らを楽しませている河津桜=竹田市太田
写真やウオーキングの愛好家らを楽しませている河津桜=竹田市太田
  • 四方を見渡せる牧ノ城跡

 竹田市太田にある山城「牧ノ城」跡(標高449メートル)で、河津桜約30本が咲き始めた。写真やウオーキングの愛好家らが花見を楽しんでいる。城跡を約30年間にわたり整備している近くの佐藤智臣(ちとみ)さん(79)は「美しい桜の下で、祖母山やくじゅう連山、阿蘇五岳を見渡せる」と魅力を説明する。
 市教委まちづくり文化財課によると、牧ノ城は近くにある津賀牟礼城の支城で、のろし台として使われたとされる。城跡整備は1990年代に始まり、山を所有する佐藤さんや神路祇(こうろぎ)博憲さん(故人)がスギを伐採するなど、見晴らしを良くした。
 7年前から佐藤さんと地域住民が桜を植樹。シカの食害を乗り越え、山頂周辺に7種類200本が並んでいる。河津桜の見頃は4月上旬まで。その後は大島桜や大山桜が咲き、5月下旬まで鮮やかなピンク色の花を見られるという。
 作家赤神諒さん(48)=東京都三鷹市=が昨年、小説「戦神」を発表し、ラストシーンで津賀牟礼城跡を描いた。資料提供などをした白井幸光さん(72)=竹田市入田=は「二つの山城を巡ってほしい」と期待した。

※この記事は、2月26日 大分合同新聞 16ページに掲載されています。

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