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大分県内高校生の海外留学 3年で1.7倍に

 県内の高校で海外留学をする生徒が増えている。多いのは夏休みなどを利用した短期。現地での経験がその後の学習意欲や進路選択に好影響を与えているという。グローバルな人材育成が求められている中、県教委は関心を高めるイベント開催や、費用助成などでチャレンジを後押ししている。
 県教委によると、2017年に海外留学した県立高生は56人で、14年の33人から1・7倍に増えた。期間は2週間以上半年未満の短期が51人(14年は28人)を占め、半年以上の長期は5人(同5人)。行き先は米国やカナダ、英国などの英語圏がほとんどだった。
 中津南(中津市)は14年から1、2年生対象の短期留学研修を実施。希望者10人を募り、3月の16日間カナダへ。生徒は現地の高校での英語レッスンや生徒との交流、ホームステイを体験している。
 今春参加した3年の富永羽香(わか)さん(17)は「英語力を試す良い機会になった。文法も大事だが自分の意思を伝える大切さを学んだ」。佐藤哲也教頭(50)は「留学で自信をつける生徒は多い。体験などを聞いた他の生徒にもいい影響を与えている」と説明する。
 別府鶴見丘3年の長野星菜さん(18)はフランスに約1年間留学し、7月に帰国した。現地の高校生と一緒にフランス語で授業を受け、「言語を理解するのに半年かかったが、帰国する頃には会話に困らなくなった」と振り返る。
 久保田安美教諭(60)は「長期留学の方が語学力はもちろん、得られるものが多い」と指摘。一方、現地での単位取得が認められなければ戻った日本の学校で留年したり、大学受験準備が遅れるといった点が検討する際の懸念材料になっているという。
 経済的な負担もネック。中津南の研修費は約40万円で国の助成を受けても自己負担は34万円ほどになる。長野さんは別府ロータリークラブの交換留学制度を活用。生活費などは現地のホストファミリーが負担してくれたため「助かった」。
 将来活躍する場が国内外を問わず、国際感覚は重要になっている。県教委は海外体験などを聞ける留学フェアを年2回実施。渡航費や現地での授業料を支援している。
 高校教育課は「留学意欲は確実に高まっており、生徒の挑戦をサポートしていく」と話している。
※この記事は、11月21日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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