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ラグビーW杯大分初戦、観客輸送に課題 

帰りのバス400台でも追いつかず

 大分市の昭和電工ドーム大分で2日にあったラグビーワールドカップ(W杯)のニュージーランド―カナダ戦で、鬼門とされていた観客輸送に「イエローカード」を出すファンが相次いだ。交通規制に伴う大きなトラブルはなかったものの、会場と大分、別府両市を結ぶバスやタクシーが一部で渋滞。「試合は堪能できたのに…。対応を考えて」。観戦客から改善を求める声が上がっている。
 混乱は帰路のシャトルバスで起きた。試合終了とともに約3万4千人が続々とスタジアム外へ。待機していた約400台でも追いつかず、延べ159台で6787人を運んだ別府方面行きは「列に並んでから乗車するまで1時間以上かかった」と別府市内の主婦(46)。
 乗り場の案内が分からず、暗闇の中、人波について行く外国人グループも目立った。泉都では、JR別府駅を目指していた外国人が手前の別府公園東駐車場で降りてしまい、「どこに行っていいのか迷っていた人が大勢いた」(同市内の40代男性会社役員)という。
 県によると、ドームから大分駅までの平均所要時間(延べ252台)は想定を20分上回る約40分だった。同駅行きは1万2035人が利用。降り場は到着したバスが約1キロにわたって連なり、途中で「降ろして」と声を上げる人もいた。
 臼杵市内に泊まった京都市の男性会社役員(57)は「大分駅に着いたのは午後11時半ごろ。(臼杵行き)列車が終電ぎりぎりで焦った」と不満げだった。
 想定外は他にもあった。タクシーで会場入りするファンが予想以上に多く、「延べ千台以上が動いていた」と県W杯推進課。料金の支払いに時間がかかったとみられ、午後4時45分ごろには会場周辺が混雑。シャトルバスも巻き込まれ、ドーム西交差点から米良バイパスまで最長2・3キロの渋滞が確認された。
 W杯のビッグゲームは今後も続く。高橋強・同課長(55)は「課題をしっかり整理して改善し、次に備えたい」と話し、開催都市の責務として柔軟に対応していく方針を示した。

〇HB芝は問題なし
 状態が懸念されていた昭和電工ドーム大分の新しい芝(人工、天然混合のハイブリッド芝)について、県公園・生活排水課の三村一(まこと)課長(56)は3日、「ピッチを確認したが問題はなかった。今すぐ試合をしても支障はない」と語った。
※この記事は、10月4日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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