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掩体壕70年前の姿  宇佐市28、29日に見学会

保存整備へ覆われた土を撤去

 資料館と周辺の戦争遺構群で構成する「平和ミュージアム(仮称)」構想を掲げる宇佐市は、城井1号掩体壕(えんたいごう)(市指定史跡)の保存整備工事を進めている。掩体壕のコンクリートに防水加工を施すため、覆われている土を撤去。戦時中に築造された当時のコンクリート面が約70年ぶりに姿を現した。28、29の両日、現地見学会を開き、一般に披露する。市教委社会教育課は「加工後は土を元の状態に戻すため、今しか見ることができない。当時の状態を多くの人に知ってもらいたい」と話している。

 25日、報道機関向けの現地説明会があった。市教委社会教育課によると、盛られた土や土層を調査した。▽土は放射状に盛られ、高さは最大で70センチ▽表面から土が落ちないよう、小石と粘土を混ぜた土を下部に用いた―ことが分かった。
 掩体壕は前後で構造が異なることも判明。前半部はアーチ状で、型枠が用いられた。基礎にコンクリート(高さ約1メートル)を使用。ドーム状の後ろ半分は、土盛りの上からコンクリートを流した。板を打って土止めし、土を山のようにして造られた。上部からは型枠を組む際に使っていたとみられる鎹(かすがい)やくぎが十数点見つかった。
 掩体壕は空襲から軍用機を守るために造られた施設の総称。市内には11基が残る。戦時中は最大約50基あったという。
 同市の戦争遺構群保存整備事業の一環。事業費は約1400万円。本年度は爆弾池の整備も予定している。
 現地見学会は両日とも午後2時から。事前申し込みは不要で、参加無料。雨天中止。問い合わせは同課(☎0978-32-1111)。
※この記事は、9月28日大分合同新聞朝刊12ページに掲載されています。
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