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開幕戦勝ち勢い 引いた相手への攻撃課題

躍進トリニータ J1リーグ前半戦を振り返る(上)

 サッカーJ1は今季リーグの折り返しを終えた。今季、6年ぶりにJ1復帰した大分トリニータは、残留を目標に掲げてシーズンに突入。ここまで勝ち点29(8勝5分け4敗)を稼いで暫定4位につけるなど快進撃を見せている。前半戦の戦い方を振り返り、片野坂知宏監督に後半戦に向けた意気込みなどを聞いた。

 「今でも『やれる』という手応えがあると思っていないが、開幕戦のアウェー鹿島戦で勝ち点3を取れたことは選手にとって非常に自信になった」。就任4年目となる片野坂監督は前半戦を振り返り、この1勝の重みを口にした。
 6年ぶりにJ1の舞台に返り咲いた大分トリニータ。片野坂監督は「J118位からのスタート」と位置づけ、「J1残留のために勝ち点45の獲得を目指す」としてシーズン入り。4年間かけて積み上げてきたDFラインからパスをつないで主導権を握り、サイドを起点とした攻撃スタイルでJ1の舞台に挑んだ。
 その中で迎えた今季開幕戦。相手の能力が高いJ1で戦術が通用するかは未知数であったが、昨季アジア王者を相手に、相手守備の隙を突くパス交換から得点した。主将のDF鈴木義宜は「自分たちのスタイルが間違っていないことを再確認できた」と、ここから大分の快進撃が始まった。
 好調な要因の一つとして、ストライカーの活躍も欠かせなかった。昨季12得点を挙げたFW藤本憲明がシーズン序盤からゴールを量産し、ここまで日本人選手トップの8得点。JFLを経験した苦労人がチームを引っ張った。昨季J2山口で22得点のFWオナイウ阿道、J2甲府で得点機となるパスを供給したMF小塚和季など、今季加入した選手も高い戦術理解を示して結果を残した。
 また、守備陣の奮闘が躍進につながった。複数失点を喫したのは、ここまでわずか2試合。昨季はJ2でリーグ9番目に多い51失点と、高い攻撃力とは裏腹に守備に不安があった。今季はGK高木駿、3バックの中央に入る鈴木を中心に集中力を切らさず、体を張った堅い守りを続けている。
 強豪との対戦が続いた前半戦の終盤は初の連敗や複数失点の試合もあり、相手が守備を固めたときの攻撃が手詰まりになるなど課題も浮かび上がった。個々の能力で戦局を打開するのではなく、総合力で「狙いを合わせてチャレンジする」(片野坂監督)のが大分の戦い方。後半戦に向けて、さらに精度を高めるとともに、相手が大分対策を敷いても打開する力をつける必要がある。前半戦で得た課題を克服し、目標達成に向けて突き進んでいく。
※この記事は、7月2日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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