大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

県、中国で異議申し立て 江西省の個人「大分4号」商標登録出願

 中国の個人が中国商標局に出願した商標登録の内容が、大分県産かんきつの品種登録名を連想させることから、「ブランドイメージを損なう可能性がある」として、県が異議申し立てをする事態となっている。県が知的財産の保護に関し、外国で異議を申し立てるのは初めて。年内に審査結果が出る見通し。全国の地方自治体でも同様のケースが相次いでいる。

 県によると、県が開発したかんきつ品種「ゼリーオレンジ サンセレブ」の品種登録の名称は「大分果研4号」。一方、中国江西省在住の個人は未加工の果物やドライフルーツ、園芸商品、花などの区分で、中国商標局に「大分4号」の名目で商標登録を出願している。
 「大分4号」のマークはかんきつを連想させるデザイン。サンセレブの輸出実績はないものの、県地域農業振興課は「大分果研4号に由来して出願された可能性がある」とみている。
 「大分4号」は2017年10月に公示され、同年11月に権利侵害の監視をする農林水産省から県に連絡が入った。県は18年1月に、中国の法律事務所を通して「大分は日本の都市名であり、商品の産地に誤認を生じさせる」と異議申立書を提出した。審査は1年半ほどかかる見通し。
 同課は「商標が登録されれば、品質の保証がされていない産品に大分の名を付けて販売される恐れがある」としている。
 県は、地方自治体や業界団体などでつくる「農林水産知的財産保護コンソーシアム」を通じた情報収集など、県内の企業や団体を権利侵害から守る取り組みを進める方針。
 県の調べによると、地方自治体が中国商標局に異議を申し立てたケースとしては熊本県の「KUMAMON」、和歌山県の「紀州」などが確認されている。異議が認められた例もある。
※この記事は、3月8日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 22時31分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る