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滝廉太郎史料、竹田市に 親友の遺族が200点以上寄贈

 竹田市は8日、滝廉太郎(1879~1903年)にまつわる貴重な史料の提供を受けたと発表した。滝が書いたとされる手紙や譜面、写真などで、東京音楽学校(現・東京芸術大)時代の親友だった故・鈴木毅一さんの遺族が所有していた。市は「人柄を知ることができ、文化的価値が高い」と公開する考え。専門家も関心を寄せており、早世の楽聖について研究が進むと期待される。
 市によると、7日に段ボール7箱が届いた。1月29日に遺族から突然、市商工観光課に「私たちが持っていても役立てられない。竹田市に寄贈したい」と電話があったという。史料は200点以上になる見通し。市職員が市総合文化ホール(グランツたけた)で中身を広げ、精査している。
 箱の中にあった封書の一つは、1901(明治34)年にドイツ留学へ向かう中国・上海~シンガポール間の船上でつづったとみられる。
 オーケストラが同乗して「毎日音楽を聴けることが幸せ」と記す一方、食堂のピアノを乗客が弾く様子を「弾き方がめちゃくちゃ。聴いてためになるものがなく、少し残念」。差出人は「志んがぽーる たきれんたろう」と書いていた。
 遺作となったピアノ曲「憾(うらみ)」の譜面(縦32センチ、横23センチ)も入っていた。日付は亡くなる約4カ月前の03年2月14日だった。
 滝を研究する松本正大分大教育学部教授は「音楽家として活動した期間は短く、現存する史料は少ないので大変貴重。見せてもらい、研究に役立てたい」と切望する。
 市は今後、専門家らの意見を聞き、市内竹田の滝廉太郎記念館などで展示する方針。首藤勝次市長は「寄付していただいた気持ちを大切に受け止めたい」と話している。 
※この記事は、2月9日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。
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