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住民らの力で修復 別府市亀川 地震で被害の旧庄屋高橋家墓

 2016年に発生した熊本・大分地震で大きな被害を受けた別府市亀川の旧庄屋高橋家の墓が、住民らの支援や協力で修復された。町づくりグループが地域の歴史を伝える場として大切にしてきた墓地。修復を終え、墓に参った関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 高橋家は平安時代の右大臣清原夏野から始まり、昭和初期まで41代続いた。39代の敬一(1836~70年)は日出藩の儒学者帆足萬里の塾に入門し、23歳で庄屋を継いだ。明治維新後は当時の日田県知事、松方正義(後の首相)の命で県の民政全般を担当する大役を務めたが、日田地方の一揆鎮圧で暴徒に取り囲まれて亡くなった。息子の廉一は地熱発電研究の先駆者として知られる。
 高橋家の墓地には2人を含む33基の墓があるが、地震の影響で多くの墓石が台座から落ちたり、ずれたりするなどの被害を受けた。墓を所有する分家の子孫は県外で暮らしているため、町歩きのルートとして紹介してきた町づくりグループ「亀カメ倶楽部」の高橋東洋雄代表(76)らが「何とか修復できないか」と模索。
 そんな中、高橋家ゆかりの住民から寄付の申し出があった。廉一について調査しているNPO法人別府八湯トラストの寄付もあり、同倶楽部と活動を共にする建築関係者の協力で昨年11月中旬から約1カ月半かけて修復した。
 9日には同法人のメンバーと高橋代表らが墓に参った。高橋代表は「亀川を紹介する上で、象徴的な場所の惨状に心を痛めていた。さまざまな方に協力していただき、元通りになったことをうれしく思う」と話している。
※この記事は、1月16日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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